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過年度において会計処理を間違えたため、立替金が残ってしまっている場合の修正方法について

過年度(数年前)に発生した立替金に対して、当時、間違えた会計処理を行なったため、貸借対照表の流動資産にずっと立替金が残っていることに、今更ながら気がつきました。この残った立替金の修正方法について質問があります。

※以下では金額は実際の金額ではなく、分かりやすいようにシンプルな数値にしています。

【概要】
弊社は海外顧客と取引をしており、日本で購入した100,000円の商品代金を本海外顧客のために立て替えました。この時に、100,000円を「立替金」として仕訳登録しています。その月の末日に本海外顧客に対して、弊社が提供している役務に対する料金(売上)200,000円と立替金100,000円の合計300,000円を請求しました。その際、本来であれば200,000円のみ「売上高」(税区分:輸出売上)として仕訳するべきところ300,000円すべてを「売上高」(税区分:輸出売上)として仕訳登録しておりました。このため、入金時に300,000円すべてを勘定科目「売掛金」として仕訳したことで、立替金100,000円が消込されずに、貸借対照表の流動資産にずっと残っております。

【質問】
このような場合、今期に以下のように修正仕訳を行なえば問題ないのでしょうか?

借方
前期損益修正損 100,000円 税区分:対象外
貸方
立替金 100,000円 税区分:対象外

よろしくお願いいたします。

税理士の回答

原則としては数年前の更生の請求をすることになりますが、前期損益修正損の処理でもよいかを所轄の税務署に確認されるのが良いと思います。

早々にご回答をいただきまして、ありがとうございます。助かります。承知しました。税務署に確認してみます。

本投稿は、2025年03月29日 17時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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