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仮決算による中間申告について(法人税)

前期に突発的に利益が上がり、今期は赤字になりそうなので
6か月過ぎたところで仮決算により法人税の中間申告をすることに
なりました。
経理として初めて関わりますが、
なかなかマニュアルや本を見ても解説がありません。
通常の決算申告と同様・・・などと書かれてあります。

実際、いくつか疑問点がありますので
教えていただきたいです。

・減価償却・・・償却ソフトを中間申告にすると、償却費が1/2になっていますが
        これが正しい計算のやり方なのですか?
        通常の償却費÷2ではダメなのですか?

・消費税・・・消費税については3カ月ごとに中間納付があり、すでに初回支払って
       います。消費税については仮決算をしないことになりました。
       税抜き経理ですが、1回目の中間納付分はすでに仮受消費税から
       マイナス経理しています。
       あとは、法人税の仮決算で出た仮受消費税と仮払消費税の差額を
       相殺して、仮受消費税(未払消費税?)OR仮払消費税に残して
       貸借対照表に表示しておけばよいですか?

・受取利息の源泉所得税の還付は、中間申告ではされないのですか?
       租税公課に入っていますが、別表4でいつもの決算と同様に
       還付の場合の記載でよいのですか?
      (前期は黒字なので還付なし、この中間は赤字なので還付のはず)
       もし、中間申告では還付されないのであれば、別表4・別表5(2)  
       などの記載はどうなりますか?

・その他、通常の決算と違う処理をしなければいけない注意点があれば教えて
 ほしいです。

・もしご存じであれば、参考文献・参考ページなどもお教えいただけますか。


よろしくお願いいたします。

税理士の回答

中間申告に関してはあくまで年度の納税の仮払で、税務調査などもありませんので多少間違えていても問題とはなりません。正しいと考える方法でやっておけば問題ありません。
消費税は仮払と仮受を相殺して未払消費税としておけばいいと思います。

源泉所得税の還付はわかりませんが、期末の申告においては中間申告を引き継ぐことはないので、申告書上なにも調整しなくていいと思います。

本投稿は、2025年04月16日 11時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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