繰越利益剰余金の不連続
前期末の次期繰越利益剰余金と今期首の前期繰越剰余金に連続性がない場合、前期以前の誤謬訂正により今期首の繰越利益剰余金に加減したと考えてよろしいのでしょうか?
税理士の回答

前期末の次期繰越利益剰余金と今期首の前期繰越剰余金に連続性がない場合,1つの要因としては前期以前の訂正により今期首の繰越利益剰余金に加減されたと考えられると思います。

三嶋政美
ご指摘の通り、前期末の繰越利益剰余金と今期首の前期繰越剰余金に整合性がない場合、多くは「過年度の誤謬訂正」が行われた可能性が高いと考えられます。具体的には、前期以前に計上漏れや誤計上があった取引を修正仕訳により今期首に反映し、繰越利益剰余金に加減したケースが該当します。なお、重要性が高い場合には、注記や附属明細書に訂正の内容が記載されているはずですので、そちらの確認も行うとより正確な判断が可能です。
本投稿は、2025年07月13日 11時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。