売上台帳の書き方について
白色申告の単式簿記です。
売上台帳の書き方なのですが、下記のように1件ずつ記帳していけばいいのでしょうか?
例 1月分
1/1 やまだ(株) 内容 \10,000
1/1 たなか(株) 内容 \10,000
1/2 やまだ(株) 内容 \10.000
.....
ーーーーーーーーー-合計 \200,000
②他の帳簿をみると、売上を一件ずつ記帳した後に一日の売上をまとめた数字も記帳しているのですが、売上台帳の場合は一日の売上をまとめた数字は記帳しなくていいのでしょうか?
例 1月分
1/1 やまだ(株) 内容 \10,000
1/1 たなか(株) 内容 \10,000
1日の売上 \20,000
1/2 やまだ(株) 内容 \10.000
税理士の回答

売上台帳の記載方法については、特に明確な決まりがあるわけではありませんが、
①おっしゃる通りで問題ないと思われます。
②貴殿が売上台帳上で、一日の売上を把握したいのであれば、上記記載例のように記載して差し支えないと思われます。ただ、その場合、月別合計を算出するときに、各日の売上金額を合計して算出する必要があります。

三嶋政美
白色申告の単式簿記における売上台帳は、取引を一件ごとに日付順に記帳していけば十分です。税務署が確認したいのは「売上の発生日」「取引先」「金額」が明確であり、合計が年間売上と一致するかという点です。そのため、例示のように「1/1 やまだ(株) 10,000円」「1/1 たなか(株) 10,000円」と個別に記載し、月末に合計を算出する形式で問題ありません。一方で、実務上は一日の合計金額を併記すると集計や確認がしやすくなりますが、法的な必須要件ではありません。つまり「日々の個別記帳」は必要で、「一日の売上合計」は任意の補足情報です。見やすさを重視するなら両方を残す、効率を重視するなら個別のみ、いずれでも適正といえます。
本投稿は、2025年08月26日 04時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。