勤務実態のない役員に役員報酬
ほとんど出勤していない役員に報酬を支払うと税務上否認される可能性があると聞きました。
ただ、仮に利益の出ていない会社で法人税額に影響がないとすれば、繰越欠損金が減るくらいで、それ以外の点でお咎めは無しなのでしょうか?
税理士の回答

役員の親族ですと、その役員の賞与とされます。
役員の給与は定期同額給与で株主総会等で決議されたもの以外は役員賞与となり、損金不算入となります。しかしその役員個人の税金は賞与を含めたところで計算します。
ご回答ありがとうございます。
「役員Aの親族である出勤実態のない役員B」の賞与ではなく、「役員A」の賞与ということでしょうか?
となると、役員Aの賞与として扱って役員Aの所得税を計算する。というところまではなんとなく理解できます。
役員Bでそれまで源泉していた所得税はどのように還付されるのでしょうか。
また、給与は役員Bに振り込まれているので、贈与税の問題も発生するのでしょうか?

役員Bの源泉税は役員Aの賞与の源泉税に充当されそうですね
役員Aの賞与を役員Bに渡したとなると、おっしゃる通り贈与税の問題も発生しそうですね。贈与税が発生しないように返してもらいましょう。
本投稿は、2025年09月30日 11時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。