追徴課税のお金の出所と仕訳について
税務調査の結果追徴課税となりましたが、今年は仕事が少なくて、手持ちのお金がなく、妻の貯金から払ってもらいました。(妻は正社員として働いているので、専従者ではありません。妻の勤め先がたまたま4月に賞与支給してくれる会社だったので、そこから出してもらいました。)
このお金のやり取りについての仕訳は必要なのですか?
必要な場合は、どういうふうに記帳すればいいんでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

現金/借入金 奥様からの借入
事業主貸/現金 追徴税額の納付
個人か法人かわかりませんので両方のパターンでお答えいたします。
個人:追徴課税など税金は経費にできないこと、事業用の資金から拠出したわけではないので仕訳は不要かと思われます。
法人:法人税の追徴とすれば、この様になるかと思われます
法人税等 xxx / 借入金 xxx
お役に立てれば幸いです。
相談者様が個人事業主であることを前提としますと次のようになります。
≪奥様からの借入時≫
(借方)現金預金 *** (貸方)借入金 ***
≪税金等納税時≫
・所得税・住民税の納税の時
(借方)事業主貸 *** (貸方)現金預金 ***
・消費税・事業税の納税の時
(借方)租税公課 *** (貸方)現金預金 ***
・加算税や延滞税の納付の時
(借方)事業主貸 *** (貸方)現金預金 ***
≪奥様への返済時≫
(借方)借入金 *** (貸方)現金預金 ***
奥様に返済をしませんと、贈与とみなされますのでご留意ください。
先生方、ありがとうございました。
私は一人親方です。
同一世帯内の貸し借りは関係ない
所得税及び附帯税は経費にならない
と聞いたことがあったので、妻と私との間で処理すればよいのかと思っていましたが、借りて払った時はともかく、返す時は私が仕事で稼いだ分から払わなければならないのだから、記帳しなければいけない。というご説明に納得しました。
本投稿は、2018年05月31日 16時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。