外貨取引関連の平均レート(為替差損益)計算方法について
個人における外貨取引関連の平均レート(為替差損益)計算方法について、以下質問となります。
【質問1】平均レート計算
円貨から外貨普通預金へ以下の取引をした場合、平均レートの計算は合っていますでしょうか?
・x/1 200ドル入金×TTS 100円
・x/2 300ドル入金×TTS 102円
・x/3 500ドル入金×TTS 104円
⇒平均レート:総簿価 102,600円 ÷ 合計1,000ドル = 102.6円
【質問2】利子受取時の簿価・平均レート計算
利子受取時の簿価は受取日のTTMにて算出し、平均レートを計算する形で合っていますでしょうか?
・950ドル×平均レート100円の預入がある状態
・50ドル(源泉徴収後)の利子を受取
・利子受取日のTTMは105円
⇒平均レート:総簿価 100,250円 ÷ 合計1,000ドル = 100.25円
【質問3】外貨定期預金(円貨決済時)の平均レート計算
外貨定期預金を円貨決済で預入する際、一時的に外貨普通預金に入金/出金されますが、既に外貨普通預金に預入額がある場合、平均レートの計算はどのようになるでしょうか?
・100ドル×平均レート100円の外貨普通預金がある状態
・900ドル×TTS 105円で円貨決済にて外貨定期預金へ預入
⇒普通預金は平均レート100円のまま・定期預金は105円で分けて計算、
もしくは定期預入時点で平均レートを再計算する。
【質問4】外貨決済による外国株等取得時の為替損益
外貨決済により外国株等を取得した場合、新たな資産となり為替差損益を認識する必要がありますが、取得資産の円換算は約定日のTTMにて算出する形になるでしょうか?
以上、お手数ですがご回答よろしくお願いいたします。
税理士の回答

岡本好生
【質問1】平均レート計算
ご提示の考え方で正しいと思います。
【質問2】利子受取時の簿価・平均レート計算
ご提示の考え方で正しいと思います。
【質問3】外貨定期預金(円貨決算時)の平均レート計算
普通預金は平均レート100円のまま、定期預金は105円で分けて計算します
【質問4】外貨決済による外国株等取得時の為替差益
明確なルールはなさそうですが、その日に円貨で購入したとすれば必要であった円貨で計算する方が筋は通ると思います。TTSですね。
岡本様
早速のご回答ありがとうございました。
【質問4】に関連して、以下追加の質問となります。
【質問5】外貨決済による外国株等売却時の外貨取得額
取得時は質問4のご回答の通りTTSでの計算と認識しましたが、
外貨決済での売却時は「外国通貨×TTB」を外貨預金の簿価として組み入れ、
平均レートを計算すればよろしいでしょうか。
※外国株等自体の取得/売却における為替差損益は、譲渡損益に含まれる認識。
以上、よろしくお願いいたします。

岡本好生
【質問5】
はい、それで大丈夫ですよ。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2018年08月08日 09時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。