夫婦同業種の個人事業主で互いに無償でサポート、同一のウェブでプロモーション出来ますか?
もともとは夫婦でビジネスパートナーとして、それぞれ個人事業で開業出来ればと考えていました。しかし、夫婦となるとお互いに外注発注できないことを知り、LLPも考えましたが、個人に比べると複雑で問題もあることがわかりました。
そこで、同業種の事業ですので、例えば、
1)プロジェクト1は夫の屋号の元、妻(自分)はフリーランサーとして協力、報酬はもらわない。夫の報酬、経費とする。プロジェクトB (別の顧客)は妻の名の元、妻が仕事を引き受け、夫が協力、夫は報酬をもらわず、妻のみの報酬、経費とする。といったプロジェクトごとにお互い無償サポートしあうという形は税的に問題ないでしょうか?
2)これが可能な場合、売り込みの形態として、夫のウェブで自分もスタッフとして名を連ねたり出来るものなのでしょうか?
よろしくお願い致します。
税理士の回答

それぞれ事業をされる場合、お互いに他方の事業に専従することは出来ないので給与を払うことは出来ませんね。外注費でも給与との違いを立証しなければいけないのでその負担を避ける、という方針をとられるというのも現実的かと存じます。
管理コストを軽減するためにも法人、もしくは、どちらかが事業主とし、片方は青色専従者として一つの事業を営まれるのがシンプルかと存じます。
一つの事業でも部門別等でそれぞれ業績管理できますので。
1)は、その様に経理処理されたら良いと考えます。
2)は、スタッフとして名を連ねることは、問題ありません。

問題解決のためには、部門別会計の導入が最善の方法と思います。
夫婦それぞれに別部門として、会計処理を行い、それぞれに売上・外注費もやりとりします。
最終的には、内部取引の精算で、決算書などには反映されませんが、明確に区分が可能です。
皆さまありがとうございました。
本投稿は、2018年08月14日 06時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。