会計処理の考え方について
当社の屋根に、ソーラーパネルを設置したいととある会社から依頼がありました。
当社としては、問題ないのですが、会計処理についてご教示ください。
(20年間で20万円で話しが進んでいます。)
金額も金額なので、単年度で処理をしたいのですが、
問題ないでしょうか。
税理士の回答

こんにちは、回答申し上げます。金額も少額資産の計上の範囲内で重要性の観点から経費計上しても問題はないかと存じます。
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
御社は、会社の屋根を貸して、賃貸料収入を得て、その金額が20年で20
万円ということでしょうか。
法人税基本通達2-1-29によると、
「資産の賃貸借契約に基づいて支払を受ける使用料等の額は、前受けに係る額を除き、当該契約又は慣習によりその支払を受けるべき日の属する事業年度の益金の金額に算入する」
とされており、基本的には前受金で、年度ごとに収入に振替することになります。
また、消費税が10%に上がることから、今期に一度に収益計上すると、8%で申告することになります。少額ですが、20年の間には、さらに税率が上がる可能性もありますので、毎年振替するべきです。
以上よろしくお願い致します。
本投稿は、2016年10月18日 09時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。