本支店会計の廃止について
現在、100%子会社(親会社は上場企業)に勤めていますが、本支店会計を採用しています。本支店会計を採用している範囲は、「弊社の本社」と「弊社の支社」間です。
ですが、実態は、本社と支社間の取引は「資金調達」のみで取引はほとんどなく、
「本社が支社分を立て替えた」、「支社が本社分を立て替えた」が主であり、内部利益もありません。
また、弊社では、会計ソフトの「部門コード」による部門別管理を行っているため、「わざわざ本支店会計をする必要があるのか」という疑問があり、廃止の声が上がっています。なお、経営者目線では本社と支社でP/L、B/S管理するのは必要となっておりますが、先述の会計ソフトの機能で部門ごとに出力する事が可能なため管理自体は容易となっています。
上記によって廃止の方向で進みたいのですが、今までやってきた本支店会計を簡単に辞められるのかがどうかが不明であり、税法などの法律には疎いため、辞める手順が思いつきません。弊社内の経理管理規定の変更だけで済む話なのか、それとも税法や会社法?にも関わってくる事なのかアドバイス頂けると大変助かります。
以上、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

上記によって廃止の方向で進みたいのですが、今までやってきた本支店会計を簡単に辞められるのかがどうかが不明であり、税法などの法律には疎いため、辞める手順が思いつきません。弊社内の経理管理規定の変更だけで済む話なのか、それとも税法や会社法?にも関わってくる事なのかアドバイス頂けると大変助かります。
やめても、税法上の問題は起こりません。
会計上も、問題ないことともいます。
科目を
借入金・・・貸付金・・・
或いは、
仮払金・・・仮受金・・・
に変えれば、解決すると思います。
よろしくお願いいたします。
迅速なご返答ありがとうございます。
法律上で何か不具合がある訳ではないようでしたら
弊社の規定の修正で対応しようと思います。
補足ではありますが科目についてはP/L科目をB/S科目に置き換えてしまうと、「実務上」は本支店勘定のような役割を持ってしまい、決算期の照合作業に追われてしまう事柄が変わらないため、
「立て替えた」としても、本支店勘定を経由せずに担当者が直接の部門計上させる方向で考えております。
いずれにせよ、税法上や会計上で不具合が無いようですので先に進めそうです。
科目のアドバイスも有り難く頂戴いたします。
誠にありがとうございました。

補足ではありますが科目についてはP/L科目をB/S科目に置き換えてしまうと、「実務上」は本支店勘定のような役割を持ってしまい、決算期の照合作業に追われてしまう事柄が変わらないため、
「立て替えた」としても、本支店勘定を経由せずに担当者が直接の部門計上させる方向で考えております。
それが良いかもしれません。
簡潔に・・・しかも・・・間違いのない経理・会計をお願いします。
ご回答ありがとうございました。
とても助かりました。
また、ご縁がありましたら是非ともよろしくお願いいたします。
本投稿は、2020年09月27日 14時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。