一人合同会社+個人事業主から合同会社一本に絞るタイミング(年収等)
去年から、一人合同会社(調査報告書等の作成・納品、年収60万)と個人事業主(エンジニアとしての業務委託契約、年収500万)で複数の事業を並行して行っていました。目的は合同会社からの役員報酬を最低限とすることで社会保険料を最小とするためです。
ですが、数ヶ月後に個人事業主の収入が増えて、年収750万規模になる可能性が出てきました。
そうなりますと、分けて会計するのではなく、経費を申請し易い合同会社一本に統合したほうがいいのではと考え始めました。
なお、現在の業務はPCメインのエンジニア業なので、合同会社、個人事業主どちらも経費はほとんどなく、賃貸代や携帯代、光熱費も計上していません。
個人事業主と合同会社の並行運用から合同会社1つに統合するには、年収的にどのくらい上がったらするべきでしょうか?
税理士の回答

個人事業主と合同会社の並行運用から合同会社1つに統合するには、年収的にどのくらい上がったらするべきでしょうか?
比較案を作ってみました。
※質問文から推測して比較案をつくっています。
違う見方・比較もありますので、注意してください。
① 年間収入額を給与と考え
給与所得控除額を計算する
② 個人事業主で適用される所得税率・住民税率を調べる
③ 統一による節税額
①×②
④ ③の額と、統一により増加する社会保険料と比較
①の年間収入額を変えて、統一のタイミングを検討してみると良いかと思います。
ただし本来は質問者様の将来設計に合わせて統合を検討します。
例えば、年齢、ご家族がいらっしゃるのか、何かやりたい他の事業はないかなど。
将来に合わせて計画を立てて進めると、「あの時、こうしておけば・・・」ということが少なくなります。
また、統合により法人税のほか地方税も発生します。ただ法人で節税もできるため、シミュレーションはエクセルなどを使って行うとよいです。
本投稿は、2022年09月16日 17時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。