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社会人から大学生になる場合の税金・保険料について

会社勤めをしていましたが、退職し、今年の春から4年間大学に通います。
会社は3月末で退職せず、4月まで籍を置きする有休消化する予定です。
その後はアルバイトをしながら大学に通う予定をしています。
2020年の年収は160万円以下になることが予想されます。

勤労学生控除を検討していましたが、
社会人として働いていたときの所得(2020年4月まで在籍のため)を合算すると
130万を超え適用が難しいことがわかるため、所得税と住民税は払う必要があると思っています。

自己都合の退職の場合、
所得税と住民税、ほか国民健康保険、国民年金などどのくらいの負担になるのでしょうか?
参考になるページなどをご紹介いただけますでしょうか?
また、少しでも負担を減らすことができればお教えいただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

税理士の回答

国民年金の金額は所得に関係なく一律16,410円(現状)です
https://www.nenkin.go.jp/faq/kokunen/seido/hokenryo/20150331.html
住民税は前年の所得を基に計算されますので令和2年に払う
金額はサラリーマン時代の給与から算出されますので
高額になる可能性があります。
所得税は昨年の分は年末調整で済んでいるでしょうから
来年の確定申告となりますが、仮に給与総額が160万円と
仮定すると20,000円前後住民税も40,000円前後になると
予想されます。(他の条件がわからないので概算です。)
健康保険に関してはお住まいの市によって違いますので
なんとも言えませんが、任意継続の健康保険にするのか
国民健康保険にされるのか、ご検討された方がいいかと思います。

1.今年の給与年収が103万円を超えますと、税金の納付が出ます。また、年収が130万円を超えますと勤労学生控除が受けられなくなります。
2.年収が130万円の場合の所得税、住民税の額は以下の様になります。
(1)所得税
収入金額130万円-給与所得控除額55万円=給与所得金額75万円
75万円-基礎控除額48万円=課税所得金額27万円
27万円x5%=13,500円(年税額)
(2)住民税
75万円-基礎控除額43万円=課税所得金額32万円
32万円x10%(定率)=32,000円(年税額)
3.社会保険については、今後の収入の見込み額(交通費を含む。過去の収入は考慮しない。)が130万円以上になることが確実であれば、自分で社会保険に加入して保険料を払うことになります。社会保険加入ができなければ、国民年金、国民健康保険への加入になります。保険料についての詳細は、年金については管轄の年金事務所、健康保険についてはお住まいの市区町村健康保険課に確認されることをお勧めします。

本投稿は、2020年01月04日 12時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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