融資の条件変更について教えてください。
知人と2人ではじめた小さな会社ですが、知人の使い込みにより、知人とは別れ、現在は1人でネットショップを経営しています。知人の使い込みで資金繰りが悪化し、私の自宅を担保に銀行から借入れ、何とか頑張っていますが、個人の問題で裁判を3件も抱えてしまい、1件は弁護士に依頼していますが,証拠をまとめたり弁護士との打ち合わせに時間がかかり、他の2件のうち1件は、訴えている被告が弁護士なのでどの弁護士も受任してくれず。本人訴訟をしています。普段、事業計画書ぐらいしか書いたことのない私には裁判所に提出する書面の作成にかなりの時間を要し、気付いたらネットショップの売上は、10分の1に激減、借入返済もできないほど売上が下がってしまいました。裁判が終わる3ヶ月間の間だけ、元金据え置きにしてもらいたいのですが、そのような要望を銀行は受け入れてくれるでしょうか?
今は、決算時にのみ税理士に依頼していますが、顧問契約をすると条件変更などの銀行との交渉も税理士さんにお願いできるのでしょうか?
資金調達や銀行融資に詳しい税理士さんの回答をお願いいたします。
税理士の回答
こんにちは。
ひとまず現在決算をみてもらっている税理士に話をされてはいかがでしょうか。
もしくは現在係争中ということであればお願いしている弁護士に話してみるのもいいかもしれません。
事情が事情であるのと比較的短期間の条件変更であれば銀行も応じてくれる可能性はあると思います。
ただし、説明や銀行に提出する書類等、文書化が必要だと思いますのでそのあたり不安なようであれば税理士か弁護士のアドバイスを受けることをお勧めします。
また、訴訟が落ち着いた後、売上の回復は見込めるかという点や訴訟によってかかる費用(損害賠償金や訴訟費用等)が多額にならないかという点はチェックされると思います。
以上、ご参考になれば幸いです。

顧問契約をすると条件変更などの銀行との交渉で税理士が同席することは可能です。
銀行に返済猶予をお願いするような場合、現在の状況、改善計画、改善計画後の見込み予定の売上高、利益状況などを提示し、銀行に納得してもらえれば契約変更は可能です。事業再生などの場合はよくあることです。資金繰りなどの相談にも乗ってもらえると思いますので、税理士さんと顧問契約をご検討されてみてはいかがでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
本投稿は、2018年04月24日 08時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。