株主について
私が業務提携している会社があるのですが、この度業務提携先の株主になることで協議しております。将来的にその会社を引き継ぐというわけではなく、あくまでも形としてより協力の度合いを高めるという趣旨なのですが、どのくらいの株を取得するのが妥当であるということがありましたら教えて頂ければと思います。また、提携先の会社の株を個人として取得するか私の経営している会社(株式会社)で取得するかどちらがいいでしょうか。よろしくお願いします。
税理士の回答
持株比率によって次のような違いがあります。
・発行済株式の1%以上の場合:株主総会での議案提出権が認められる。
・発行済株式の3%以上の場合:株主総会の召集と帳簿閲覧権が認められる。
・発行済株式の1/3以上の場合:特別決議を単独で阻止することが可能。
・発行済株式の1/2超の場合:株主総会での普通決議が可能。
・発行済株式の2/3以上の場合:株主総会の特別決議が可能。
以上のような株主としての権利を有することになりますが、取引先との協力・友好が目的であれば、発行会社が希望する株数を保有することで先ずは宜しいと思います。
そして、その株数を持つことでどのような権利を有することになるのかを確認しておかれれば良いと考えます。
以上、ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2017年07月31日 12時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。