創業融資でよく聞く1/3の自己資金要件は何に対しての1/3なのか?
ネットで検索しても見解が違うことが書いている人が多いので教えてください。
よろしくお願いいたします。
よく創業融資で1/3の自己資金を用意する必要がある(公庫の場合厳密には1/10からでも大丈夫なようですが)と聞きますが、この1/3というのは何に対しての1/3なのでしょうか?
例えば、設備資金と運転資金で合計1000万円必要だとします。
このときに「必要総額に対しての1/3」であれば、自己資金は333万になります。
一方で「融資金額に対しての1/3」であれば、自己資金額は250万(融資額は750万で合計1000万)になります。
よく聞く1/3要件とは、何に対する1/3なのでしょうか?
融資に詳しい先生いらっしゃいましたら何卒ご教示ください。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
創業に必要な資金の1/3程度の自己資金があった方が評価されるということです。
例えば必要資金が1,000万円であれば300万円が自己資金、700万円が創業融資という具合です。
公庫のHP上では1割と書かれていますが、実際には3割程度がないと申込額が減額される可能性が高いです。
以前、創業スクールの講師をしていましたが公庫の担当課長の話しの枠があり、その時の話しでは「必要資金の多くを借入に頼ると万一上手くいかなかった時に返済負担が重くのしかかること、自己資金をしっかり貯めているのは創業に対する本気度を測る目安になること」というようなことを言っていました。
私も前職で24年間銀行員をしていましたが、全く同じ感想です。
本投稿は、2022年10月06日 18時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。