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【来春に起業】交通費、コワーキングスペース利用料金について

来年春に起業予定です。

(1)交通費について
・開業準備のため、様々な用途で交通費が発生しているのですが、起業用としてICカードを1枚作り、これですべて清算するのが一番スムーズかと思うのですが、行き先や目的などまで記録を残す必要がありますか?
・起業後に取引予定の方との打ち合わせのため、飛行機や電車での移動もあるのですが、これらは一旦、自分の名前での領収書で問題ないでしょうか。

(2)交通費について2
・レンタルオフィスでの法人登記を考えており、コワーキングスペースの月額契約を考えています。この場合、定期を自宅〜コワーキングスペース間で作成しても問題ないでしょうか?
・自宅〜コワーキングスペースの区間から、広げて、区間を広めにとって定期を作っても経費で落とすことは可能でしょうか?(それ以外の区間においてもよく移動することが考えられるため、都度交通費精算する手間を省く目的)

(3)法人用クレジットカードについて
マイルを貯めている関係で法人向けカードではなく個人向けのカードを作り(法人向けだと希望のマイルを貯められる法人向けカードがないという理由から)、これを起業後の会社用として使用することを考えていますが、特に問題ないでしょうか。
もちろん、プライベート用とは別です。

(4)コワーキングスペースへの利用料金について
領収書の発行や、明細が出ない場合、クレジットカードの利用明細だけで、開業後に、開業準備費用として、経費精算が可能でしょうか?

相談項目が多く、申し訳ありません。
ご相談できますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

税理士の回答

以下、質問に対する回答です。

(1)交通費について
- ICカードでの精算と記録について:ICカードでの支払いはスムーズですが、交通費として経費計上するためには、行き先や目的を記録しておく方が理想的です。万が一、税務署からの確認があった際に、どのような目的でその交通費が使われたのか証明できると安心です。少なくとも、目的や訪問先をメモとして残すことをお勧めします。
- 飛行機や電車の移動:起業後、取引先との打ち合わせのための移動については、個人名で領収書を受け取っても問題ありません。ただし、後で経費として処理する際には、その支出が業務に関連することが明確であることが重要です。領収書を保管し、詳細な記録をつけると良いでしょう。

(2)交通費について2
- コワーキングスペースと定期券:自宅からコワーキングスペースまでの定期券は、業務に必要な移動として経費計上できます。ただし、定期券の経費精算を行う際には、その区間が業務に必要なものであることを証明できるようにしておくと安心です。
- 区間を広げて定期券を作成する場合:自宅〜コワーキングスペースの区間に加えて、その他の移動範囲を含めた定期券を購入し、その分を経費で落とすことも可能です。ただし、プライベートの移動と業務の移動の区別がつかない場合もあるため、移動の目的ごとに適切に記録を残しておくことをお勧めします。

(3)法人用クレジットカードについて
- 個人向けカードの使用:個人向けのクレジットカードを法人用として使用することは可能ですが、税務上の管理が少し煩雑になる可能性があります。プライベート用と事業用の支出を分けて管理することが重要です。税務署から指摘されるリスクを避けるため、業務用の支払いを明確に区別して記録するようにしてください。

(4)コワーキングスペースの利用料金について
- 領収書がない場合:領収書が発行されない場合でも、クレジットカードの利用明細を基に開業準備費用として経費精算をすることは可能です。利用明細書に詳細が記載されていれば、それを証拠として経費計上できますが、明細が不十分な場合は、支出の証明として追加の説明やメモをつけておくと良いでしょう。

本投稿は、2024年12月15日 21時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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