給与を0円にして、所得税を払っていない事に関して。
起業して3年目になります。
起ち上げ当時の税理士さんから
「給与を0円にすると所得税は払わなくてよい」
とのアドバイスをうけて、そのまま今日に至ります。
このデメリットって、どんな事があるんでしょうか?
金融機関からお金を借りれないとか・・・?
法には触れてないのか・・・?
この状態を戻そうかと考えております。
アドバイスよろしくお願い致します。
税理士の回答

税理士の及川と申します。
よろしくお願いいたします。
「代表取締役社長」様ということになるかと思いますが、役員報酬を0円にしているからと言って、何も違法性はありません。
ただし、社長様個人の所得が0円ということになると、社長様個人で例えば住宅ローンを借りるなどの場合に融資が受けられない恐れが高くなります。
起業当初に受けたアドバイスだということなので、起業当初は赤字になることが多く、社長様の個人所得税を払ってまで赤字を増やすことはない、という趣旨でのアドバイスかと思います。
3年が経過し、事業が軌道に乗り黒字が出るようであれば、黒字の金額によっては、役員報酬を支払うことにより、節税になる可能性もあります。
検討された方が良いのではないでしょうか。
本投稿は、2014年07月31日 20時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。