設立届出書の控えについて
先日、税務署へ合同会社の設立届出書を提出しましたが、その際控えをもらい忘れてしまいました。
その後、ネット銀行で口座を開設しようとすると、当該控えが必要とのことで、改めて取得できないか税務署に再度問い合わせたところ、公文書なので無理だという回答でした。
口座の開設に使用できるのは他に納税証明書や領収書等であり、まだ準備できる状況にありません。何か代替可能な手段はないでしょうか。
税理士の回答

『設立届出書』等は公文書のため、確かに税務署では閲覧は可能ですがコピーはしてくれません。下記の方法でお試しいただくことをお勧めします。
1)銀行に再確認・交渉
通常、銀行口座開設では、「定款と謄本」で法人の所在は証明出来ると思うので、これで交渉してみてはいかがでしょうか。
また、まれにオフィスの存在(架空の会社でない事)を確認するために『賃貸契約書』のコピーを要求されることが有りますので、『賃貸契約書』がありましたらこれで交渉してみるのも一つの方法です。
銀行側は、マネーロンダリングや詐欺行為に銀行口座が使用されることを懸念して査定を強化していますので、実態のある架空の会社でないことを証明できれば充足するかと思います。
2)設立届出書の再提出
上記の方法でNGであった場合、設立届出書を再度提出するという方法があります。この時は会社の控えも作って受領印を押して頂くようにします。
但し、後日税務署から『すでに提出済みなので、取り下げてほしい』という連絡が入ることも予想されます。この時は指示に従い、『提出した設立届を取り下げます。』という文面を書いた簡単な取り下げ書を提出すれば大丈夫です。
よろしくお願いいたします。
大変わかりやすいご回答ありがとうございます。まず銀行と交渉した上で、難しそうであれば再提出を検討したいと思います。
本投稿は、2016年02月12日 22時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。