法人設立後、期限を過ぎて青色申告の申請をした場合
お世話になります。
合同会社の代表社員をしています。
私は法人の設立後、3ヶ月以上が経過してから、青色申告の申請を行いました。
数日後、その申請は承認され、控えの書類を税務署より受け取りました。
しかし、それから1ヶ月後に、税務署から私に電話があり、
「私が行った申請は期限を過ぎていたもののため、取り消しさせていただきたい。訂正依頼の書類を送りますので、署名捺印して送り返して欲しい」
と告げられました。
一度は申請が承認されたということもあり、訂正をしたくないのですが、訂正を拒否することは可能でしょうか?
税理士の回答

米森まつ美
回答します
「控が返送された」=「承認された」ということではないため、そのような連絡が入ったものと思われます。
税務署では提出物があった場合は、書類を一旦受け付け、控えを併せて提出したときには「控え」にも受領印を押印して交付します。
その後提出された資料(申告書・申請書)の内容を審査します。
郵送の場合は控えを返送しますが、返送されたことが=承認されたことには、あくまでも受領した意味合いでしかなく、承認されたものではありませんので、翌年からの「青色申告」とするために訂正に応じられた方がよろしいと思います。
本投稿は、2021年06月21日 17時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。