税抜経理で領収書に消費税が記載されていない場合
2023年より個人事業主として仕事をしております。
1:税抜経理で記帳しているのですが、経費の領収書に税込価格しか記載されていない場合、単純に支払い金額/1.1(税率10%の場合)で消費税と本体価格に分けて記載して良いのでしょうか?また、割り切れなかった場合はどのようにしたら良いでしょうか?
2:楽天等で備品等を購入した際に、ポイントやクーポン等の割引を利用した場合、仕分けはどのようにしたら良いでしょうか?
3:開業したばかりで、プライベートと事業に同じ口座とカードを使っております。現在利用している口座とカードを事業用として扱い、仕分けしているのですが大丈夫でしょうか?事業主貸項目が多い点が気になりまして‥
また、2024年度より現在利用している口座とカードはプライベート専用にし、事業用に別の口座とカードを利用しようと考えているのですが問題ないでしょうか?
税理士の回答

奥村瑞樹
単純に支払い金額/1.1(税率10%の場合)で消費税と本体価格に分けて記載して良いのでしょうか?
受領した領収書が税込みの場合でしたら、そのようにしていただいて構いません。
また、割り切れなかった場合はどのようにしたら良いでしょうか?
四捨五入、切り捨てなど自由に決めていただいてよろしいですが、決めた方針を継続適用することが必要になります。
2:楽天等で備品等を購入した際に、ポイントやクーポン等の割引を利用した場合、仕分けはどのようにしたら良いでしょうか?
例えばですが、次のような場合は下記の仕訳になります。
商品 1,000円
クーポン 100円使用
仕入 900円/買掛金 900円
(個人のクレジットカード払いであれば、買掛金ではなく事業主借)
現在利用している口座とカードを事業用として扱い、仕分けしているのですが大丈夫でしょうか?
現在利用している口座とカードをプライベートと事業用で併用しているとのことですので、細かいですが「事業用として扱い」ということは異なるかと思います。
プライベート口座を事業用でも使用しているのであれば、事業主貸や借が多くなりますが、特段問題ありません。
現在利用している口座とカードはプライベート専用にし、事業用に別の口座とカードを利用しようと考えているのですが問題ないでしょうか?
プライベートと事業用を分けるのがあるべき姿ですので、素晴らしいと思います。
本投稿は、2024年01月06日 22時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。