不動産所得の減価償却について
中古マンションの耐用年数・減価償却費・経費の計算方法を教えてください。
平成元年2月に中古マンションを購入しました。
売買代金:19,800,000円 仲介手数料 594,000円
建物構造:鉄骨鉄筋
建築時期:昭和56年6月
上記のマンションを、平成14年から貸しています。
質問
①耐用年数
(47年-21年)+21年×0.2=30年 でいいでしょうか?
課税標準額 土地1,675,000円 建物6,709,000円 となっております。
よろしくお願いします。
税理士の回答

藤本寛之
①購入時点での中古耐用年数を計算します。
(47年-7.75年)+7.75年×20%=40年
②取得価額をそれぞれの時価割合で土地と建物とに分けます。(本来は購入時点での固定資産税評価が必要です)
評価額 時価割合
土地 1,675,000円 20.0%
建物 6,709,000円 80.0%
計 8,384,000円 100.0%
③減価償却
建物の取得価額:(19,800,000円+594,000円)×80%=16,315,200円
建物の減価償却:16,315,200円×90%×0.025=367,092円
本投稿は、2018年03月11日 10時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。