個人事業主・青色申告の仕訳について教えてください
今年開業したばかりの個人事業主です。
初めて青色申告に挑戦するため、帳簿を自分でつけています。
7月28日に「事業用のクレジットカード」でICOCAに1,000円チャージしましたが、
まだそのICOCA残高は交通費などには使っていません。
このような場合、仕訳は以下のような処理で合っているでしょうか?
① チャージ時(まだ未使用)
→ 借方:前払金/貸方:未払金(1,000円)
② ICOCAを実際に使った時(例:500円)
→ 借方:旅費交通費/貸方:前払金(500円)
③ クレジットカード引き落とし時(例:8/27)
→ 借方:未払金/貸方:普通預金(1,000円)
お忙しいところ恐縮ですが、ご教示のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答

ICOCAの種別・用途に応じて下記の処理が考えられます。
◆ICOCAがプライベート用の場合
①チャージ時:事業主貸 / 未払金
②使用時:旅費交通費 / 事業主借
◆ICOCAが事業用の場合(原則)
①チャージ時:預け金 / 未払金
②使用時:旅費交通費 / 預け金
◆ICOCAが事業用かつ使用を旅費交通費に限定する場合(特例)
①チャージ時:旅費交通費 / 未払金
②使用時:仕訳不要
③期末:貯蔵品 / 旅費交通費(残高を貯蔵品へ振替)
特例を採用する場合は、別途利用履歴を保管ください。
お世話になっております。
このたびはご丁寧にご回答いただき、誠にありがとうございました。
お二方のご意見を参考にさせていただき、ICOCAのチャージについては「預け金」で統一して処理する方針といたしました。
つきましては、追加でのご質問となり恐縮ですが、チャージ時点でICOCAの使用用途がまだ確定していない場合の処理について、念のためご確認させていただけますでしょうか。
【前提】
7月28日に事業用クレジットカードでICOCAへ1,000円をチャージしました。
このICOCAは、今後事業用・プライベート用いずれにも使用される可能性があり、チャージ時点では用途が未確定です。
【仕訳の整理(私の理解)】
① チャージ時(用途未確定)
借方:預け金 1,000円
貸方:未払金 1,000円
② 使用時に用途が判明したタイミングで仕訳
▼事業使用(例:電車代500円)
借方:旅費交通費 500円 / 貸方:預け金 500円
▼プライベート使用(例:買い物300円)
借方:事業主貸 300円 / 貸方:預け金 300円
③ クレジットカード引き落とし時
借方:未払金 1,000円
貸方:普通預金 1,000円
仕訳の方針として、上記の考え方で問題ないかご確認いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。

相談者様の記載の通りで問題ございません。
ご丁寧にありがとうございました!
本投稿は、2025年07月30日 05時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。