個人事業主、確定申告の際の生活保護費について
生活保護受給者です。
7月からケースワーカーに承諾を得て開業しました。
来年のネットショップ開設のために、青色申告をするため複式簿記での帳簿をつけていますが、
1.生活保護費から仕入れを行った場合
2.売上を生活費として使用した場合
仕訳としては
1.仕入/事業主借
2.事業主貸/現金
こちらで合っていますでしょうか?
また、これを続けていると
事業主借の資金源はどこからきているのか?という指摘がありそうですが、
生活保護費(年額約236万円)は確定申告の際に事業所得とは別に申告する必要がありますか?
また、生活保護費全てを
現金/事業主借
と仕訳をすると、プライベートの食費光熱費なども全て
事業主貸/現金
と帳簿をつけないといけなくて
帳簿をつけているのか家計簿をつけているのかわからなくなってきます。
仕入や費用の大半は売上分から使っているので、
売上金以外を使った時だけ
仕入/事業主借
事業主貸/現金
と仕訳をするのはダメでしょうか?
よろしくお願い致します。
税理士の回答

1.生活保護費から仕入れを行った場合
2.売上を生活費として使用した場合
仕訳としては
1.仕入/事業主借
2.事業主貸/現金
こちらで合っていますでしょうか?
⇒合っています
生活保護費(年額約236万円)は確定申告の際に事業所得とは別に申告する必要がありますか?
⇒生活保護費は非課税所得のため、申告不要です。
仕入や費用の大半は売上分から使っているので、
売上金以外を使った時だけ
仕入/事業主借
事業主貸/現金
と仕訳をするのはダメでしょうか?
まず、全額を事業用の資金に振り替えるのでなく、プライベート用の資金と事業用の資金を分けて管理する必要があります。
・プライベートの資金(生活保護費)100,000円のうち、50,000円を事業用の資金に振り替えた
現金 50,000 / 事業主借 50,000
基本的には事業用の経費は事業用の資金から支払います。
・事業用の資金から10,000円の仕入を行った
仕入 10,000 / 現金 10,000
生活費はプライベート用の資金から支払いますので、
事業主貸 / 事業主借 となり、仕訳不要です。
もし、プライベート用の資金から仕入を行った場合は…
仕入 5,000 / 事業主借 5,000
事業用の資金から生活費を支払った場合は…
事業主貸 6,000 / 現金 6,000
詳しいご回答をありがとうございます。理解出来ました。
また質問させていただく際は是非ともよろしくお願い致します。
本投稿は、2025年07月30日 19時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。