仕入高と材料仕入高の違いについて
個人事業主として、雑貨の製造販売をしています。
今回は初めての確定申告で、白色申告を行うつもりです。
freeeで書類を作成したのですが、最後に内容を確認したところ、収支内訳書の仕入れの欄が異様に少ないことに気づきました。
入力する際、材料として購入した物の勘定科目をすべて材料仕入れ高としていたのですが、これが原因なのでしょうか?
サイトで問い合わせたところ、個人事業主は製造業でなく一般の括りで良いので、材料仕入れ高(製造業)ではなく仕入れ高(一般)として入力すればよいということでしたが、この材料仕入れ高(製造業)と仕入れ高(一般)の違いが判然としません。
私は、仕入れたものをそのまま販売することがなく、すべて加工して販売していますが、 材料仕入れ高(製造業)と仕入れ高(一般)のどちらにするべきでしょうか。
また、個人事業主の私は製造業ではないのでしょうか?
ご指導頂けたら幸いです。
税理士の回答
こんにちは。
仕入勘定で記帳すべきは、最終的に売り物になるものです。
材料費を加工して商品にする場合も材料費は仕入になります。
ただし、材料費勘定を使用してもオッケーです。
確定申告においては、材料の仕入れは収支内訳書の仕入の金額にくるのが妥当ですが、材料としてこれだけ仕入れたという事実がわかれば大丈夫と思います。
会計ソフトについての操作方法はベンダーの窓口に聞いてください。
以上、よろしくお願いいたします。
こんにちは。
ご回答ありがとうございます。
仕入高でも材料仕入高でも、どちらでもかまわないということでしょうか?
そうですね。
結局、必要経費となりますので、どちらでも構わないと思いますが、違和感があるようでしたら仕入高にまとめてもよいのかと思います。
なお、期末に使わなかった材料があれば、在庫を期末商品(製品)棚卸高に計上するようにしてください。
以上、よろしくお願いいたします。
早々のご回答、ありがとうございます。
度々恐れ入ります。
製造業と一般の使い分けに関しては、仕入の段階では気にしなくてよいということでしょうか?
また、棚卸しに関してですが、材料として使っているのが、1パッケージが500円ほどのものばかりです。
少額だと開封したものはカウントしなくて良いという話を聞いたのですが、これは正しいですか?
ご記載の感じですと、会計ソフトの使用方法にとらわれている感じがします。
一度、簡単に手書きで収支内訳書を書いてみてはいかがでしょうか。
それで違和感なくできあがればそれを税務署へ提出してもいいわけです。
業種欄や屋号を入れるところがあると思うので、そこに製造業なりご自身の事業内容がわかるように記載すれば大丈夫と思います。
棚卸は実務的にできる限りでいいと思いますので、ご自身でカウントできた分を期末商品棚卸高へ計上するといいと思います。
申告期限が迫っていますので、ご自身が実務的に可能な限りでやってみてください。
よろしくお願いいたします。
そうなのですね。
すべて明確な枠があるのだと思っておりましたが、そうではなさそうで少し安心しました。
ご丁寧なご回答、ありがとうございました。
本投稿は、2018年03月09日 07時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。