自宅ネイルサロンで確定申告のやり方が分かりません。ジェルなどの使い切れていない材料は在庫ですか?
自宅ネイルサロンで、来年白色の確定申告を初めてしようと思うのですが、ネットで調べても専門用語で理解しずらく分からない事がありすぎて、分かりやすく教えて頂けたらと、、質問しました。
●施術で使用するジェルなのですが、物販と一緒でそれは仕入れに入れていいのですか?
お客様が付けて帰られる物は仕入れと聞いたのですが。
●付けて帰られるストーンなども仕入れでいいのですか?
●ジェルは一年で使い切れないものもあるのですが、例えば1000円で仕入れたジェルが半分残っていたら、500円が在庫(期末棚卸高)になりますか?
それとも開封したら在庫にはならないですか?
●エタノールなど消耗品なのは分かるんですが、それも残量がある場合はどうなりますか?
●確定申告が必要になるほどの収入が無い状態で数年間やっていたので、ちょこちょこと買い足したジェルなど材料(残量はあるけど開封済み)などがあるのですが、(領収書はあるものと無いものがあります)
それはどう計算して書いたらいいものでしょうか?
今年始めて今年全て揃えた、という状態なら
それを計算するんだと思うんですが。
●すみませんもう一つ自営業の夫の扶養に入っていますが、
扶養が外れない収入限度額(経費引かず)は103万で合っていますか?
赤字でも来年から確定申告してみようと思って、色々調べてみたのですが、全く分からなくて。
宜しくお願い致します。
税理士の回答
回答します。
ジェルは消耗品で良いと考えます。エタノールと同じだと考えます。
また、開封しているものは未使用品として棚卸に含めなくても良いです。
ストーンは仕入になると考えます。
領収書がないものは、メモでも作成しておいてください。分かる範囲で書き残しでおくべきです。
そして、今からしっかりと保管し、記帳することが大事です。
扶養の103万円は給与収入のことです。給与には給与所得控除いわゆる給与の経費が55万円あります。
扶養の判定は所得48万円です。このため給与収入103万円から給与所得控除55万円を引いたら48万円です。
事業は、収入から実際にかかった経費を引いた残りが48万円を超えるかどうかで扶養判定をします。
丁寧な回答ありがとうございます!!
すみませんまだ、疑問があるのですが、
ジェルは消耗品として、使い切れず余ったものも棚卸しに含まなくていいとのことですが、
翌年もその余ったジェルから使っていく事になるんですが、それでも棚卸に含めなくて問題無いですか?
棚卸しに含めてもどちらでもいいって事ですか?
まだ棚卸の理解が追いつかないんですが、棚卸高というのは物販の物だけでなく、仕入れた物
消耗品の未使用品も含めますか?
知り合いの自宅ネイルサロンの方は、ジェルも仕入れにしていて、余ったジェル分を金額計算して、棚卸していると言っていたのですが、
それもいいのでしょうか?
期末棚卸高は、出来るだけ無い方がいいのですか?
回答します。
ネイルを行うことは、一つの作品を制作することであり、ジェルもその製造工程の一つですので、厳格に考えたら原価を構成するものになり、棚卸するべきです。
この考えは、一つの制作費用が高いときに使用します。
そこで、開封後の残量を細かく把握することができるなら、その方法がベストですが、細か過ぎる場合、同じ棚卸方法を継続することで対処することができます。
未開封を棚卸する継続記帳を続ければ問題ないと考えいます。
回答ありがとうございます!
なるほど。
●では、棚卸する、しないに関わらずジェルは消耗品で合っていますか?
棚卸にする場合は仕入れですか?
●残量を細かく計算して、継続していくやり方と、始めに言われてた開封した物は棚卸に含めないやり方、単純に考えると含まない方がすごく簡単で良いように思えるのですが、
含めない場合のデメリットはなんですか?
●先生の言われている⬇︎
(細か過ぎる場合、同じ棚卸方法を継続することで対処することができます。
未開封を棚卸する継続記帳を続ければ問題ないと考えます。)
これは未開封のみ棚卸して、開封した物は含まない方法を継続すれば問題ないという意味でしょうか?
●そのジェルを棚卸している友達は、青色申告なんですが、だから細かく棚卸しているんでしょうか?
青色、白色でその辺違いがでるのですか?
何度もありがとうございます、宜しくお願い致します。
私は、ジェルを消耗品でも良いと考えます。
但し、青色申告で原価計算を行う際、仕入計上し未使用、残量まで求めるのが正解です。
含めるとその原価は翌年の原価に繰越します。含めないとその年の原価とします。
どちらにしても原価にするのですが、計上の年が異なるだけです。
したがって、同じ方法を継続する必要があります。
デメリットは、翌年の収入がかなり増加したとき、翌年に繰越す原価が少なく利益がでる可能性があることです。
白色申告では、そこまで記載レベルを求めていません。
青色申告は、各種特典がある代わりに、高い記帳レベルが求められます。
ありがとうございます。
白色申告ですが、翌年のデメリットの部分を考えると、面倒でも仕入れ計上して棚卸高にしてた方がいいように思いました。
この一年でしっかり記帳して、頑張ってみたいと思います。
少しイメージがつき本当にとても参考になりました!!
ありがとうございました‼︎
本投稿は、2022年02月04日 14時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。