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個人事業主とパートの申告や税金について

パートをしながら個人事業主として青色申告をしています。
主人も個人事業主なので、今までは私はパートで社会保険に入っていました。
最近自分の個人事業主としての収入がほとんどなくなり、赤字申告が続いています。
これからも売上がほとんど見込めない場合、廃業をしてパート給与のみにするのか、
個人でしばらく申告し続けるほうが良いのか、迷っています。
以前はパートの収入も多かったため、ずっと主人の申告の扶養にもしていませんでした。
個人事業主としての仕事は続けていますが、収入がほとんど見込めなくなった場合で、私の年間パート収入がおおよそ100万円前後くらいの場合、どのようにしていくのが一番良いでしょうか。
よろしくお願いいたします。

税理士の回答

個人事業の収入がほとんど見込めないということですので、個人事業の赤字が大きくなるようでしたら、パートの時間を増やすほうが手取りは多くなると思います。個人事業に従事している時間をすべてパートに置き換えた場合の収入を考え、どちらの仕事に重点を置かれたら良いか考えられてはいかがでしょうか。

パート一本にされ、ご主人の扶養を考えず、できる限りパート収入を増やすことを考えられた方が、結果的には手取りが多くなると思います。

ご返答ありがとうございます。
質問の仕方が悪かったようで申し訳ありません。
収入だけを考えると確かにそのようにした方が良いと思います。
ただ、今は収入の見込みが低くなりましたが、趣味から独自でスタートして頑張ってきました。
ある意味、好きだから時間に関係なく頑張れる、続けているというものでもあります。
なので、もう少し頑張っていきたいと言う思いがあり、青色申告での事業を廃業としてもその仕事自体は続けていくつもりでした。
その場合は収入については別な申告方法にすることなどを考えていたところです。(パートをメインとしてにするなど)
また私自身が個人事業主とパートであっても、主人の収入金額と私の収入金額などによっては主人の配偶者控除や配偶者特別控除は受けられるということであっていますでしょうか。

税金の面でどのような形にするのが一番良いかと思いアドバイスいただけたらと思っていました。
説明の仕方が悪くてわかりにくいとは思うのですが、何かアドバイスいただけましたら、宜しくお願いいたします。

ご主人の事業の専従者にならない限り、相談者様の所得次第で、配偶者控除や配偶者特別控除を受けることはできます。

これまでしていた事業を縮小して継続することは問題ありませんが、毎年事業所得の赤字を計上することになり、その赤字をパートの給与所得から差し引くことになれば、税務調査においては、本当に事業として成り立っているのかという考え方でみられる場合があります。売り上げがほとんどない状況であれば、廃業して、趣味として続けることがいいかもしれません。パート先で年末調整をしている場合は、他の所得が20万円以下であれば、確定申告は不要となります。

廃業するかどうかの検討は、収入や経費の状況にもよりますし、趣味と事業との内容にもよりますので、ご商売の状況を詳細にお聞きしないとお答えしにくいところです。税務署や納税協会、お近くの税理士などにご商売の実態をお見せして、相談されてはいかがでしょうか。

ご返答ありがとうございます。
曖昧だった配偶者控除・配偶者特別控除についてやその他についても理解できました。
事業継続にこだわらない方がすっきりすると同時に、経理面での作業時間も今までのようにはかからなくなり、メリットが多くなるような気がします。
お忙しい中、何度も回答していただきありがとうございました。

本投稿は、2020年05月17日 17時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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