確定申告 世帯分離前後の医療費控除について
世帯分離前後で医療費控除する世帯も分けるのでしょうか?
父・母・私の3人で同居しているのですが、2020年6月1日に「父・母」「私」という風に世帯分離しました。
~5月末 私が世帯主である国民健康保険で、3人分合算して10万円以上の医療費を支払っています。
6月1日以降 父が世帯主である国民健康保険で2人(父母)分合算して10万円以上の医療費を支払う見込みです。
この場合、6月1日を軸にして、それぞれの世帯で来年の確定申告時に医療費控除をすればよいのでしょうか?
世帯分離は生計を分けることですが、
医療費控除は別居別世帯の分も合算できるらしいとネットで見ました。
「世帯」の定義?が今ひとつ理解できず悩んでおります。
税理士の回答

ご質問の同居する親族のケースでは、病院代・医療費を負担した人の申告になります。
その際、保険証の名義、診療を受けた人で分けません。
医療費控除は、医療費を支払った人(負担者)で申告します。
この場合、負担者自身の分と、負担者と生計を一にする親族分を含めます。
同居している親族は、生計を一にしているとみなします。
例えば、質問者の収入から両親の分の医療費も支払っているというケースでは、3人分の合計金額で、質問者の医療費控除を計算します。
本投稿は、2020年07月09日 17時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。