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補助元帳について

会計ソフトで仕訳の入力をしておりますが、補助元帳についていくつか質問です

補助元帳を保存する際は、印刷したほうが良いのでしょうか。
それとも、PDFなどでデータとして保存しておけば問題ないでしょうか。

また保存をする際ですが、補助科目があるものとないものがありますが、補助科目があるもののみ保存すればよいのでしょうか。

税理士の回答

 補助元帳を保存する際は、印刷しなくても差し支えないもの思われます。

 データのままの保存で問題ないからです。詳細は下記を確認してください。(国税庁HP「はじめませんか、帳簿・書類のデータ保存(電子帳簿等保存)」)
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/pdf/0023006-085_02.pdf


 補助科目がないものについては、そもそも補助元帳を作成していないことになるので、補助元帳は存在しない、ということになります。

唐澤寛先生回答ありがとうございます。

データのまま保存しようと思います。

下記の部分が少しわからないのですが、自分が使用している会計ソフトだと、補助科目なしのものも出力できてしまうのですが、
補助科目を使用していないものは、必要ないということでしょうか。
補助元帳で残すのは、補助科目を使用したもののみでしょうか。

補助科目がないものについては、そもそも補助元帳を作成していないことになるので、補助元帳は存在しない、ということになります。

お手数ですが、改めて回答をいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

 補助科目を使用していない勘定科目については、補助元帳の保存は必要ありません。

 会計ソフトの仕様上、すべての科目について、補助元帳が出力されてしまう、ということであれば、出力しておいても構いません。

 補助元帳は、総勘定元帳を補助する帳簿であり、たとえば普通預金勘定について、補助科目を使用して、A口座、B口座の補助コードをとっているとすると、理論上は、A口座、B口座について、補助元帳を開設の上、そこに取引を記帳するとともに、普通預金の元帳にも同一の記帳していることになります。

 その場合、

普通預金の元帳=A口座の補助元帳+B口座の補助元帳

という関係にあります。

 しかし、補助科目を使用していない場合には、上記のような関係はそもそも存在していないので、補助元帳を開設してそれに取引を記帳するとともに、元帳にも同一の記帳をする必要はどこにもありません。したがって補助元帳は存在していない、ということになります。

 会計ソフトでは、このような理論よりも、コンピューターの動きが優先されることになるので、すべての勘定科目について補助元帳が出力できるようになってしまっている、ということだと思います。

唐澤寛先生回答ありがとうございます。

会計ソフトについては、先生の言う通りだと思います。
補助科目を使用しているものだけを保存しておきます。

とても分かりやすく教えていただきありがとうございます。

本投稿は、2023年08月28日 14時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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