不動産売却の取得費の算出について
はじめまして。今年マンションから戸建てを住み替えし、マンションを売却したため、譲渡税に関する確定申告をする予定です(特別控除は使用しない)。先日、不動産会社開催の無料税務相談会に伺ったのですが、算出頂いた減価償却費の計算方法等がいまいち理解ができておりません。
・購入日:2015/7/15
・購入費:\38,780,000(土地:¥15,628,340/建物:¥23,151,660)
・契約時収入印紙:¥10,200
・固定資産税・都市計画税清算金:¥42,579
・登記費用:¥237,000
・表示登記費用:¥75,000
・住宅ローン事務手数料(住信SBI):¥821,360
・ローン事務代行手数料:¥54,000<当日提示できなかったため、\32,400と仮定>
・引き渡し日(売却):2023/7/31
・売却代金:\49,858,604(固定資産税・都市計画税清算金\58,604込)
・譲渡費用:\1,719,400(仲介:\1,709,400+印紙:\10,000)
・税理士が試算頂いた減価償却を考慮した取得費の試算
⇒<建物>
\39,177,179×(\23,151,660/\38,780,000)= \23,388,776
ー(\23,388,776×0.9×1/70(※0.015)×8年)= \2,525,984
=\20,868,792
<土地>
\39,177,179×(\15,628,340/\38,780,000) = \15,788,403
⇒<合計>\36,657,195
<理解できていないこと>
・減価償却の計算方法が建物価格に対してではなく、登記費用や印紙税等の付随費用を加えた計算方法となっている。Webの情報を見ると、このような計算方法例が示されていないが、間違いないか?
・住宅ローン事務手数料(住信SBI)が記載された情報は当日示したものの、取得費の計算に含まれていなかった。税理士の見過ごしなのか、それとも住宅ローン事務手数料は取得費として認められないのか?確認をしたい。
税理士様の計算結果でしたので、間違いないのかなと思っているものの、念のためセカンドオピニオンを皆さまから頂きたく問い合わせさせて頂きました。どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

① 居住用の場合登記費用等は加算した上で減価償却。
参考→事業用はその年の必要経費。
➁ ロ―ン手数料は、借入金の利息と同じく、使用開始
日、すなわち、通常入居日までが取得費。したがって、
普通は経費にならず、家事関連費となります。
➁の前段は企業会計原則にもあります。
ご回答頂きありがとうございました。
本投稿は、2023年12月24日 10時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。