退職金と住民税
2017年に定年退職し、退職金も頂きました。退職所得の受給に関する申告書も済ませましたが、再雇用後の2018年1月の給与明細の住民税が2017年の住民税の5倍にもなっていました。質問は1)この1月の住民税が高かったのは退職金のせいなのか? 2)2月以降も同額の住民税が天引きされるのか? 3)確定申告すれば住民税を減額することができるのか? 以上宜しくお願いします。
税理士の回答

藤本寛之
1)毎月の給与から特別徴収されている住民税を一括で控除されたため、1月支給の給与の住民税が増えたのだと思われます。
2)2月支給の給与の住民税は0になると思われます。
29年度分の住民税は年間分を29年6月から30年5月までの毎月の給与から控除して納めていきます。なお、1月1日から4月30日までに退職した場合には残りの住民税を一括して最後の給与で控除するという仕組みになっています。
3)確定申告しても住民税は戻りません。
非常に分かりやすい説明ありがとうございました。退職金の支給は2017年12月だったのですが、退職金とは関係なく処理されたということですね。
一方、退職金は会社で手続きをしてくれて課税される限度額を超えていなかったので、所得税も住民税も発生しないと考えてよろしいでしょうか。

藤本寛之
退職金は非課税の範囲内だったので、所得税と住民税も課されなかったと思われます。退職金の支給明細にてご確認ください。
本投稿は、2018年01月28日 20時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。