廃業時の余った在庫や材料について
ハンドメイドでアクセサリーを作って販売しております。
今年の12月で廃業をする予定ですが、売り切れなかった在庫や使い切らなかった材料があります。
この場合の在庫はどのように仕分けすれば良いのでしょうか。
余った材料や在庫は全て期末棚卸し高として記帳し、そのまま廃業届けとともに確定申告すれば大丈夫なのでしょうか
廃業後はもちろん販売せず、自分で使うかボランティア団体に寄付しようと思っていますが大丈夫でしょうか。
税理士の回答

前川裕之
売り切れなかった在庫や使い切らなかった材料は、自分で使うかボランティア団体に寄付するのであれば、期末棚卸高にする形(経費計上はしない形)で問題ないです。

石割由紀人
廃業時の余った在庫や材料の取り扱いについては、以下の方法があります:
期末棚卸し高として記帳: 廃業時点で余っている在庫や材料は、期末棚卸し高として記帳することが基本です。最終的な確定申告において、これを売上原価から控除する形で処理します。
自家消費する場合の注意点: もし在庫を自家消費する(自分で使用する)場合は、在庫の評価額を費用化して処理することが必要です。税法上、自家消費は事業からの個人使用とみなされるため、在庫の評価額を生活消費等として認識し、経費として計上します。
寄付する場合の処理: 在庫や材料をボランティア団体に寄付する場合、その評価額を寄付金として会計処理します。寄付金として認められると、法人税や個人事業税での所得控除を受けられる可能性があります。しかし、寄付の対象や形式によって、控除できる金額には制限や条件があるため、寄付前に確認が必要です。
お二方ともありがとうございます!
廃業後に在庫を寄付した場合、もしくは自分で使った場合も会計処理が必要なのでしょうか。
本投稿は、2024年12月04日 17時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。