相当の地代について
A、B、C、Dの家族4人で土地を共有で所有しています。Aが85%、Bが10%、
Cが3%、Dが2%ぐらいです。
土地の上に同族会社名義の建物が建っています。会社は、Aに相当の地代を全額きちんと支払っています。Aは確定申告もきちんとしています。固定資産税もAがきちんと全額支払っています。残り3人は一銭も地代を頂いていませんし、確定申告で地代の申告をしたことはありません。
今までA以外の3人は税務署からの指摘を受けたこともありません。Aもこの件で、指摘を受けたことはありません。
会社に税務調査が入った時も何も言われませんでした。
残りの3人は持分割合で申告しないと後で税務署に言われる可能性がありますか?
Aは高額の収入があるので、Aが相当の地代を全額もらって、A一人が相当の地代の全額分、確定申告して所得税を支払った方が、
税務署的には損は無いと思います。持分割合で申告した方が、税務署は損をすると思います。
ちなみにAは残り3人の地代を頂いた事になるので贈与税が発生する可能性もありますが、
こちらは110万以下ですので心配ないと思います。
今回はA以外の3人が、税務署から今後指摘される可能性があるか教えて下さい。
税理士の回答

地代収入全体に関してA氏の累進税率で納税がさせていること、BCD各氏の地代収入が僅かであることなどを鑑みると、A氏以外の人に対して税務署から指摘が入る可能性は低いのではないかと思われます。
なお、借地に関する契約書や相当地代に関する届出等がどのようになっているのか不明ですが、本来は土地所有者に地代収入は帰属するものになりますので、本来の所有者の収入として申告等することを検討されても宜しいのではないかと思われます。
本投稿は、2019年09月19日 02時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。