自作アプリ販売に関する確定申告について
今年になってから自作アプリケーションの開発をしようとPCを購入し、開発をしました。
アプリが完成したので、友人・知人約50名に5,000円で販売をし、25万円程の売り上げとなっております。
そこで確認させていただきたいのですが、
本業以外の収益として年間20万円を超える場合は確定申告が必要になりますが、このケースですと、PCの購入費用(13万円)は経費として計上可能なのでしょうか?
仮に計上可能な場合、確定申告は必要でしょうか?
税理士の回答

1.1か所から給与の支払を受けている人(年末調整をする人)で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人は、確定申告が必要になります。20万円を越えなければ確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要になります。
2.アプリ開発による所得は、雑所得になります。以下の様に所得金額は計算されます。
収入金額-経費=雑所得金額
この雑所得の金額が20万円を超えれば確定申告が必要になります。超えなければ不要です。
3.経費についてですが、PCは10万円以上ですので固定資産に計上して、減価償却(4年)することになります。他に経費がなければ、相談者様の雑所得金額は、以下のようになると思います。
収入金額25万円-経費(13万円/4年=32,500円)=217,500円
従いまして、所得金額が20万円を超えますので確定申告が必要になります。
4.なお、アプリ開発にはPCの購入以外に経費が出ていると思われますが、その他の経費があれば所得金額は20万円以下になるは可能性はあると思います。
回答ありがとうございます。
経費として計上可能かどうかはわかりませんが、アプリケーション開発にかかった費用は以下の通りです。
PC:約13万円
マウス:約1万5千円
ネット回線利用料:月々5,000円程度(半年程)
上記の場合の雑所得金額については、ご教授願います。

収入を得るためにかかった費用は、経費に計上できます。アウス代15,000円、ネット回線料(@5,000円x6か月=30,000円)は経費計上できると思います。これらを経費に含めますと、所得金額は以下になります。
収入金額25万円-経費(32,500円+15,000円+30,000円=77,500円)=雑所得金額172,500円
従いまして、確定申告は不要になります。住民税の申告だけになります。
本投稿は、2019年10月07日 11時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。