その①PayPalでのドル建て売上処理の仕訳
こんにちは。長文になってしまうため、その①、その②で二回に分けて投稿させて頂きます、宜しくお願い致します。
来年度より個人事業主として青色申告に挑戦しようと思っています。主に入金がPayPalでのドル建ての為、知識がなく事前に税務署で話を聞いたのですが、PayPal口座から日本の銀行に送金する場合の計算方法がイマイチよくわかりませんでした。初年度なので売り上げ自体もそんなに見込めないとは思うので、まずは自分で仕分けなどをトライしてみたいと思っています。少しだけ簿記の知識があるのですが、税務署で受けた説明だと日々の売上日のTTPを足していき、その日数で割った金額で引き落とし金額を掛ける、との説明でした。その場合、翌月にまた出金する場合、同じ様に振り込みする日までのTTPを最初からずーーーーっと足していき、日数で割る、という事を延々と年末まで続けるのでしょうか?
以下、例を作成してみて自分で仕分けしてみました。恐らく間違いがあると思いますがご指南のほど、どうぞ宜しくお願い致します。
① 1/10 売上 $200 TTB 108.54 $200 x 108.54 = 21,708円
<仕訳> ペイパル口座 21708 / 売上 21708
② 1/12 売上 $230 TTB 109.05 $230 x 109.05 = 25,081円
<仕訳> ペイパル口座 25,081 / 売上 25,081
③ 1/15 楽天銀行へ振込 $500 (当日のTTP 109.23)
①、②のTTBを足し、2で割って平均値を出す。
→ 108.54 + 109.05 ÷ 2 = 108.795....... → 108.795 x $500 =54,397.5円=54,397円
<仕訳> 当座預金(楽天銀行) 54,397 / ペイパル口座 54,397
④ 1/20 売上 $120 TTB 109.25 $120 X 109.25 = 13,110円
<仕訳> ペイパル口座 13,110 / 売上 13,110
その②へ続く→
税理士の回答

酒屋就一
税務署の説明は移動平均法という方法ですね、「日数で割る」とドルの取引量がうまく反映されませんので、「総ドル数で割る」ことになります。
③の時点の保有ドルレートは、
(21,708円+25,081円)÷($200+$230)=108.81円と計算します。
送金後の残ドルとレートを記録しておいて、次の送金までの売上レートを加えていくこととなります。
楽天銀行への送金がドル建てのままでしたら、送金時点での換算は不要となりますのでご注意ください
お忙しい所、ご回答ありがとうございました。お礼が遅れましてお申し訳ございませんでした。
本投稿は、2019年12月11日 10時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。