サラリーマンの確定申告
2020年の1月いっぱいで現在就いている営業の会社を辞めます。
転職の予定はありません。
副業での収入が予想以上に200万円程立ってきていて確定申告など税金について無知なもので不安です。
その際に、
確定申告は会社の年末調整とは別でやるのか?
また
副業収入を得るために買ったパソコンやツール等
受けたコンサルティング費用は経費として領収書などが有れば落とすことが出来るのか?
ご教授頂きたいです。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

1.確定申告は、会社での年末調整とは別に行います。年末調整は、給与所得だけの人が年末に年税額の精算をするために行いますが、確定申告は給与所得の他に所得(事業所得、雑所得など)がある場合に、翌年の2/16-3/15に申告書を税務署に提出して行います。
2.収入を得るために購入したPC(10万円未満のもの)等やコンサルティング費用は経費に計上できます。
3.確定申告のためには、収入金額、経費について帳簿をつけて、領収書等の証票は保存しておくとよいと思います。

年末調整は給与所得のみで所得税の精算を終わらせる手続きです。
給与1箇所だけのサラリーマンはこの手続きだけで所得税の精算は完了しますので、確定申告の必要はありません。
しかし、給与を複数箇所からもらっていたり、いわゆる副業などの給与以外の収入がある人はすべての所得を合算して所得税等を精算する必要があり、この精算手続きを確定申告といいます。
なお、確定申告するのであれば、年末調整はしなくてもいいのではと思うかもしれませんが、主たる勤務先に扶養控除等申告書を提出すれば、年末調整対象となりますので、一般的に選択するものではありません。
また、副業収入を得るために直接必要なコンサルティング費用等の支出は、原則として必要経費になりますが、10万円を超えるパソコンは減価償却資産となり4年で償却することになります。
ご回答頂きました2名の税理士さんありがとうございます。
プロからアドバイスを頂けて安心できました。
本投稿は、2019年12月28日 16時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。