白色申告から青色申告へ変更する場合の帳簿について
今年に入ってから同居人の帳簿をつけるようになりました。
同居人は個人事業主(白色申告)です。
本人は1、2ヶ所の店舗から業務請負というかたちで収入を得ておりますが、
今まで帳簿をつけていなかったようです。
家事按分と事業按分もバラバラで領収書もないものもあります。
(請求書があるため、売上金額だけは正確です)
4年前までは白色申告だったものの、売上が280万程度で1ヶ所からの収益だったため、簡単なメモ書きで計算して申告していたと言っていました。
ここ2、3年は売上が500万程度あるため、青色申告に変更したほうがよいのではと考えておりますが、問題は帳簿です。
売上金額は通帳や請求書から遡ることは出来ても、経費がほとんどわかりません。
青色申告に変更した途端、税務調査が入れば正直、対応できる自信がありません。
このような場合、今までの帳簿はどうすればよいでしょうか。
(費用の問題で今すぐ税理士に依頼するといったことは考えておりません)
この機会にすべてきちんとした状態にしたいと思っております。
税理士の回答

酒屋就一
きちんとした状態にしたいのでしたら、正確な経費を再度集計して修正申告、差額を納税することとなります。
「1、2ヶ所の店舗から業務請負」ということで(お仕事の内容にもよりますが)家内労働者の特例という経費の特例を受けられる可能性もあります。証明できる経費が65万円より少ないようでしたら、検討してみてください
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1810.htm
本投稿は、2020年07月03日 20時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。