借家所得の節税対策を教えて下さい!
【相談内容】
①令和2年度の確定申告で、同居の80歳母を扶養にし控除した場合、6月に決定する課税標準額はどの位下がりますか。
②同じく、同居の80歳母を扶養控除した場合、源泉徴収票の給与控除後の金額はいくら下がりますか。
③父の持ち物である借家4軒中2軒のみの年間収入を、手当てとして子の私が受け取り、その分、父の所得から減額して申告が出来ますか。その場合、父の確定申告のみで出来ますか。(私は現在収入ゼロ、旦那の扶養に入っています。借家2軒→年間84万)
【詳細】
現在、父(79歳)母(80歳)、私(子52歳)旦那(婿養子52歳)、息子長男(中3)、次男(小6)の家族構成として6人で同居をしております。
父が借家(4軒)を持っており、毎年不動産収入により確定申告を行なっております。
80歳になる母は父の扶養に入っております。
私と息子2人は旦那の扶養に入っております。
令和2年度の旦那の年収が、コロナの影響によりかなりアップし955万程となりました。嬉しいことではありますが、一時的な事であり、今年以降はまた通常の年収になり、250万程の減額になる予定です。
しかし、昨年の年収により、今年高校入学予定の長男の授業料は無償対象外(年収910万以上)、次男の児童手当も月1万から5千円の減額(給与控除後の金額736万以上)になる予定です。昨年のみコロナで異常な仕事量になっただけで、通常は700万程の年収になりますので、手当無しとなるとかなりの痛手となってしまいます。
現在、父の扶養になっている母を旦那の扶養に変えることを考えておりますが、変更する事により、手当対象(公立高校無償及び児童手当)になるのでしょうか?
また、母が父の扶養を抜ける事により、父の税金負担が増えてしまうと思われますが、どの位負担増が考えられるのでしょうか?なるべく父の負担を軽くしたい、迷惑はかけたくないという思いがございます。
昨年父は心臓病を患い、借家の事務的な事や不動産とのやり取りは私や母が行っておりました。借家の持ち主は父ですが、実際に動いていた私や母に給与として借家2軒分のみの年間収入を手当てとして私か母に支払い、父の所得を減額し、所得税や住民税の節税をすることは出来るのでしょうか?
(母は父の扶養範囲内の年金収入のみ、私は収入ゼロです。借家1軒3万5千円)
その他、この状況より節税になる方法を専門家としてのよいご意見が御座いましたら、是非アドバイスを頂きたいと思っております。
ご多忙中、大変恐縮ですがご返信お待ちしております。宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答

①父は38万上がり旦那は45万下がります、②変わりません、③手当てとして子の私が受け取り、その分、父の所得から減額して申告が出来ません。実際に動いていた私や母に給与として支払い、父の所得を減額し、所得税や住民税の節税をすることは出来ます。この場合私と母は扶養控除との併用はできません。
本投稿は、2021年01月05日 15時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。