法人税の課税所得の計算方法について
個人事業者から法人成りしました。
事業規模が小さいので自分で確定申告書を作成したいと考えています。
HPで税金(課税所得)の計算方法を確認したところ「最終的に法人税等(法人税・住民税・事業税)を差し引いた当期純利益が基礎となり、法人税の計算ではこの当期純利益を基に、税法独自の視点から、次の4つの項目を加減算して課税所得を計算する」と記載されていました。
この計算方法の内「法人税等を引いた当期純利益を計算基礎とする」の部分が理解できず悩んでおります。
①これから法人税を計算するので、計算過程では法人税は分からないのではないか?
②法人税等を引いた額を基準に課税所得を計算し税率を乗じると、法人税を2重計上することにならないか?
など堂々巡りをしています。
この考え方についてアドバイスいただける方がおりましたら、ご教示ください。よろしくお願いします。
税理士の回答
手計算しようとすれば
①は法人税等で納税充当金処理をする前の税引前利益を基に法人税等を計算し、計算結果を法人税等に計上して当期純利益を出します。
法人税申告書の別表四をご覧いただけばわかりますが、当期純利益からスタートして上記のように納税充当金処理をした場合、加算して所得を求めます。
②上記のように計算しますので二重計上になりません。
本投稿は、2021年07月22日 19時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。