休職中の年末調整と源泉徴収票発行について
昨年6月から病気休職中の会社員です。
会社に問合せても源泉徴収票が全然発行されず、確定申告と医療費控除申請等が期限内に出来ない可能性があり困っています。
また、以前会社に年末調整について確認したところ「休職中で医療費控除申請もあると思うので、自身で確定申告いただく可能性もあるが、税理士に確認する」と言ったきり明確な返答をもらえず濁されています。
(そういえばいつも年末に提出する書類も一切送られて来なかったため、提出できていません。)
会社員であれば会社側に年末調整義務があるかと思うのですが、手元に源泉徴収票もなく、年末調整がきちんと行われたかも全く分かりません。
質問
1.休職中は年末調整をしてくれない会社もありますか?
2.会社側で年末調整もされていない場合で、
かつ期限までに私が確定申告出来なかった場合、罰則やデメリットはありますか?
3.現状で今私ができること、しておくべきことは引き続き会社に問合せる以外で何かありますか。(確定申告の期限延長申請など)
4.さらには、休職中の社会保険料についても会社から請求や連絡が一切ないため、払えていません。傷病手当から差し引かれている形跡もなく、復職後に請求されるケースもあるのでしょうか?
会社となかなか連絡がつかず困っており、
投稿させていただきました。
よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

土師弘之
以前にも同じような相談があって回答させてもらいましたが、
所得税法では、給料の支払者は源泉徴収票を給与の支払を受ける者に対して、毎年翌年の1月31日までに交付しなければならないとされています。
会社がこの義務を怠り源泉徴収票を発行しない場合には、「源泉徴収票不交付の届出書」を受給者本人が住民登録をしている市区町村の所轄の税務署に提出することによって、税務署からその会社に対して源泉徴収票を発行するよう行政指導をしてもらうことができます。
給与取得者で医療費控除等により源泉所得税が還付される場合には、確定申告義務はありませんので、3月15日という申告期限はありません。給与支給年の翌年から5年間はいつでも還付申告ができます。
社会保険料については、会社が立替えている可能性もありますので、念のために健康保険組合に問い合わせるのも1つの方法かもしれません。
本投稿は、2022年03月02日 15時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。