フリーランスの経費の考え方についてご教示ください
税理士の先生方、お忙しい中恐縮ですがどうかお知恵をお貸しください。
フリーでライターをしています。
ある情報誌にグルメ記事などを掲載していますが、報酬は基本1記事1000円、グルメ記事で食事を注文した場合は2000円という設定になっています。
この場合、+1000が経費分という扱いなのですが、実際ランチなどでも1000円を超えることはよくあります。
所得の計算の際に、例えばランチ代が1300円だった場合は、オーバーしている300円を経費として収入から差し引いても良いのでしょうか?
また、食事代が2000円を超えていた場合、通常は報酬以上の額は引けませんが、例えば一年の所得を出す際に、収入の合計額から経費の合計額を引く形で報酬を超えた分の経費も差し引いても良いのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答
明確な規定はありませんので個人的な見解になります。
ご事情はわからないでもありませんが、食事は誰でもします。
規程上、食事代として支払われるのが1,000円であれば経費と出来る上限は1,000円で、超えた分はあくまでプライベート部分という解釈をされて否認されるように思います。
前田先生、ありがとうございます。
明確に1000円が食事代と規定されているわけではないですが、多分そういう扱いかなということです。
なかなかライターとして経費にできるものは少ないのですね。
ご質問者様がするとは思いませんが、ご記載のことが認められれば食事代で恣意的に所得を調整することができてしまいますし、食事は誰でもすることですから、課税の公平性の観点から容易には認められないであろうというのが私の見解です。
本投稿は、2022年04月12日 11時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。