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持分割合 親の土地に使用貸借で新築する場合

3,000万円の住宅ローンを夫が主債務者として借りました。
妻は連帯債務者です。

今回妻の父の所有している土地に新築戸建を建築し、土地は妻の父名義のままです。(使用貸借)

建物のみ持分割合を決めるのですが、3,000万円フルローンで頭金も0円の場合は半分ずつで設定するのが普通でしょうか?

妻に贈与税がかからないように設定したいのと、私は妻の父から土地を無償で借りていることになるのですが何かリスクはありますか?

ご回答いただけましたら幸いです。

税理士の回答

 連帯債務の場合、各人の負担する債務割合を決める必要があります。通常、登記持分を決定する場合、各人の自己資金+連帯債務の負担額の全体の建物の金額に対する割合で共有持分としなければ、登記持分と出資割合に差異が生じれば、贈与税の課税対象となります。なお、ご夫婦の婚姻期間が20年以上であれば、「贈与税の配偶者控除」の適用が可能で、2,000万円の控除が適用できますので、2,000万円の部分は実際の出資割合より2,000万円多く持分を加算できます。

回答ありがとうございます。

債務の負担割合は私が年収400万円、妻が年収200万円ですので6対4にする予定です。
負担割合と持分割合は贈与税にならないように合わせようと思っています。

重ねての質問になりますが、妻の父から土地を使用貸借で無償で借りているのですが、妻ではなく私の持分が多くなってしまっても問題はありませんでしょうか。

 無償で借りている場合は、土地のことは考えなくて結構です。奥様のお父様が将来、お亡くなりになった場合、土地を無償で貸している場合はお父様ご自身が使用しているとみなされ、相続税上、この土地の借地権や賃借権は考慮されないということになります。(土地の評価額は高くなります。)

はい、土地の評価額が高くなる(更地の場合の計算方法になる)というところまでは理解しておりました。
土地のことは考えなくていいとのこと安心しました。
ご教示いただきましてありがとうございます。

上記年収に対して持分割合が6対4で計算方法は合ってますでしょうか?
どう計算したらいいかわからないです。
この割合に関しては司法書士さんに相談するべきなのでしょうか。

持分はご質問のとおり、ご主人(4/6)奥様(2/6)とすれば良いのです。
司法書士は税金のことは専門外ですので、税理士または税務署へご相談下さい。登記のことは司法書士へご相談下さい。

追伸(訂正)
6対4と4/6・2/6は異なります。
6対4を分数にすると、6/10・4/10となります。

私達夫婦の場合は6/10、4/10の分数の方が正しいということでしょうか。
何度も申し訳ございません。

そのとおりです。間違えないようにして下さい。
6/10=60% 4/10=40%です。
4/6=66.6666666・・・・% 2/6=33.3333333・・・・% となります。
6:4とは60%と40%という意味です。お間違えのないように・・・

上記の件、承知いたしました。
ご丁寧にありがとうございました。

承知いたしました。
ありがとうございます。

本投稿は、2024年06月21日 00時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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