親からの住宅資金贈与金の活用法について。
持ち家を売却しながら中古物件に住み替える予定です。私(妻です)の親から500万円の資金贈与の申し出があり、これを最も有効に使える方法を模索しています。
現在、2重ローンでも融資が下りる銀行さんに事前審査を依頼中です。恐らく半年以内に売却し完済する事が条件となります。
現在2680万で売りに出していますが、半年以内に買い手がつかず不動産の買い上げとなった場合、今のところ買取価格上限は2100万と言われています。その際、現金で351万程の補填が必要となりますが、親からの贈与金をこういった売却に関する補填に充てることはできますか?
購入物件の500万分を私の名義で登記して、残りを夫名義でローンを組むのが一番良いかとは思いますが、なるべく非課税で有効に使える方法があればご助言願います。
税理士の回答

No.4508 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm
いくつかの要件があるので、上記のサイトでご確認ください。
親からの贈与金は、物件の購入代金に充てないと、特例が使えません。
住宅取得資金の贈与を受けた場合の特例を適用すれば、中古物件の購入であっても700万円の非課税限度額があるので、贈与税の申告をすれば税金を納める必要はないです。
なお、中古物件の場合、マンションなどの耐火建築物の場合は建築後25年以内、それ以外の場合は建築後20年以内という条件がありますので、ご注意ください。
もう一つ注意しなければならないことは、購入する土地と建物の名義の中で、必ず建物にも相談者様の持分を入れてください。
建物に名義が入っていないと、この特例が適用できません。
本投稿は、2018年07月28日 12時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。