外構費用の贈与について
現在、義父の土地に新築でマイホームを建築中です。
外構はハウスメーカーとは別の外構専門の業者と契約予定なのですが、外構費用を義父が負担して下さる予定です。
贈与税等税金がかからないよう手続きしたいのですが、どのように進めるのが良いかアドバイスを頂戴できますでしょうか。
以下に情報を記載いたします。
土地の名義人:義父
建物の名義人・契約者:夫(私)と妻
ハウスメーカーとの契約月:2019年3月
住宅ローン契約者:夫(私)
住宅等取得資金贈与額:増税前の限度額1,200万円を予定(こちらは建物に対して贈与していただくものです)
外構業者との契約はこれからで、住宅引き渡し後に工事開始予定です。
建物に対する1,200万円の贈与に加えて、これから契約する外構費用をご負担下さいます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
外構費用がいくらかわかりませんが、暦年贈与の基礎控除との併用できます。
ただ、当該非課税制度について、誤解されている可能性がある部分も考えられるので、改めて、正しくご検討ください。
例えば、当該非課税制度は、直系尊属からの贈与に対して申告を要件に適用できますが、貴殿は、義父とは直系尊属卑属関係にないので、適用できませんが、奥さんは適用できます。
そのため、奥さんの住宅建物取得費用がいくらかも大事な論点になります。
当然、奥さんが当該非課税を適用するには、奥さんが、貴殿の義父さん(奥さんにとっては、実父)から、直接、贈与を受け、住宅建物取得に充当しなければなりません。
また、1,200万の上限も、省エネ等住宅の場合ですが、要件充足は大丈夫でしょうか。
この税制は、意外とリスキーなので、適用に際しては、ご留意ください。
本投稿は、2019年11月30日 15時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。