高額な香典
約2年3か月前に息子の妻が36歳の若さでラオスで交通事故死しました。社会主義国ということもあり、息子や家族が日本に連れ戻してあげるのに10日ほど要しました。葬式ということになり、お金がいるだろうと、とりあえず200万円を息子に預けました。当時、息子はやっと正社員になれて1年8か月ぐらいで、貯蓄もあまりなかったと思われます。葬式が終わり、280万かかったが、香典より50万ぐらい多かったと申しておりました。それで、預けたお金のうち150万は返してもらい、50万は私ども親の香典ということにしました。後で調べると相場は20万ぐらいだとのこと。でもラオスまでの交通費、その間の滞在費(1週間位、一人50万ぐらいかかったとのこと)、その他もろもろお金がいるだろうと思ったからです。高額な香典は、贈与とかと関連して問題になるでしょうか?
税理士の回答

ご愁傷様でございます。香典が50万円というのは少ない金額ではありませんが、諸事情を考えますと、多額というまでは言えず、また、暦年贈与非課税(110万円)の範囲内ですので、贈与税等の問題は生じないと考えます。
暦年贈与は、息子の将来を案じて(国民年金がほとんど)、親が子供にお金を贈与して、、そのお金で子供が契約者になるという保険に加入しており、その年は、香典が多すぎると一部判断されると、非課税枠をこえてしまいます。説明は尽くすつもりですが、税務署の判断になるのでしょうか?例えば、芸能人が香典袋が立つほど香典を持っていくとか聞いたことがありますが、どうなんでしょうか?

特に金額の基準が決められている訳ではなく、社会的通念で判断する、ということになります。最終的には税務署での判断になりますので何とも言えませんが、ご子息の妻が海外でお亡くなりになり、帰国費用等発生していることを考えると、あまり心配される金額ではないとの印象を持っております。
温かいご返事ありがとうございます。息子夫婦はとても仲が良く、お嫁さんも私共にやさしくしてくれたので、人生で一番悲しい出来事でした。
本投稿は、2019年12月11日 11時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。