贈与税対策
親の資金で家を購入する事を予定しております。
自営をしており借り入れがある為、妻名義で家を購入しようと考えていますが義理父からの資金援助になる為贈与税が心配です。
最適な方法はどれになりますか?
家は土地諸費用込みで2000万弱です。
①借用書を作り20年月6万程度の返済をする。
(妻、給料月6万. 現在、父の年齢65歳)
②義理父の単独名義で購入する。
(相続などの問題があるとは思いますが。。)
(私自身、2人兄弟で円満な状態とした場合)
他に良い方法があればアドバイスを頂きたいです。
よろしくお願いします。
税理士の回答

直系尊属から住宅取得資金の贈与を受けた場合には、今年であれば省エネ住宅等のときは1,200万円、省エネ住宅等以外のときは700万円まで、非課税となる特例があります。
奥様が奥様のお父様から贈与されるときは、この特例が適用出来ると思います。
なお、この特例を適用するためには、所定の書類を添付して贈与税の確定申告を行うことが必要ですのでご留意ください。
ご参考になれば幸いです。
説明不足ですみません。
私の親から妻への資金援助になります。

ご連絡ありがとうございます。
相談者様のお父様からの資金提供ですね、失礼しました。
あえて相談者様の名義にしないという事になりますと、上記の①②のいずれかになると思います。
①の場合には契約書作成は勿論ですが、返済の実績を残す必要があります。また、貸付債権がお父様の財産となりますので、その点もご留意ください。
②の方法の場合には不動産がお父様の財産となりますので、相続税評価額としては①よりは低い価額になることが予想されます。ご兄弟の関係は円満とのことですが、念のためお父様には遺言書を書いて頂くのが望ましいと思います。
また、極端な方法になりますが、お父様と奥様が養子縁組されますと、奥様はお父様の実子と同様になりますので、前述した直系尊属からの住宅取得資金の贈与の特例が使えることにはなります。時間的余裕があればこのような方法もありますのでご参考にしてください。
以上、宜しくお願いします。

ご連絡ありがとうございます。
相談者様のお父様からの資金提供ですね、失礼しました。
あえて相談者様の名義にしないという事になりますと、上記の①②のいずれかになると思います。
①の場合には契約書作成は勿論ですが、返済の実績を残す必要があります。また、貸付債権がお父様の財産となりますので、その点もご留意ください。
②の方法の場合には不動産がお父様の財産となりますので、相続税評価額としては①よりは低い価額になることが予想されます。ご兄弟の関係は円満とのことですが、念のためお父様には遺言書を書いて頂くのが望ましいと思います。
また、極端な方法になりますが、お父様と奥様が養子縁組されますと、奥様はお父様の実子と同様になりますので、前述した直系尊属からの住宅取得資金の贈与の特例が使えることにはなります。時間的余裕があればこのような方法もありますのでご参考にしてください。
以上、宜しくお願いします。
ありがとうございます。
何度も申し訳ありませんが、
①の場合、返済終了が85歳となりますが問題はありますでしょうか?
そして妻の収入以上の返済は認められるのでしょうか?(7〜8万円)

厚労省発表のデータによりますと、65歳男性の平均余命は19.29年となっています(65歳男性は統計上20年近く生存するという意味です)。
したがって、返済終了が85歳であればギリギリ可能な年数かと思います。しかし、借主に返済額以上の収入が毎年確実にないと、当初から贈与の意思があったのではないかとみなされる危険性があります。
そちらの方が心配な点かと思います。
宜しくお願いします。

厚労省発表のデータによりますと、65歳男性の平均余命は19.29年となっています(65歳男性は統計上20年近く生存するという意味です)。
したがって、返済終了が85歳であればギリギリ可能な年数かと思います。しかし、借主に返済額以上の収入が毎年確実にないと、当初から贈与の意思があったのではないかとみなされる危険性があります。
そちらの方が心配な点かと思います。
宜しくお願いします。
ありがとうございます。
大変参考になりました。
本投稿は、2016年08月06日 19時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。