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親からの援助に関しての贈与税の支払いについて

昨年退職し、現在無職です。
1月に母から70万円の援助を受けました。
3月に退職金から35万円を母に返済、
10月に再び20万円の援助を受けました。
11月に実家近くに引っ越しを考えたのですが、
その際賃貸会社から「家賃保証会社の審査」の為、
口座残高を増やす様にとのアドバイスがあり、
母から100万円の振り込みがありました。
その時点では自分も母も贈与税の事を失念していました。

トータルで190万円を受け取り、35万円返済した状態です。
この場合の贈与税についてですが、
1・190万-110万の80万円分
2・190万-35万-110万の45万円分
どちらになるのでしょうか?
また、家賃保証会社の審査が終わり次第45万円を返済し、
贈与を110万円に抑えることは可能でしょうか?

よろしくお願い致します。

税理士の回答

税理士ドットコム退会済み税理士

親からの援助に関しての贈与税の支払いについて

昨年退職し、現在無職です。
1月に母から70万円の援助を受けました。
3月に退職金から35万円を母に返済、
10月に再び20万円の援助を受けました。
11月に実家近くに引っ越しを考えたのですが、
その際賃貸会社から「家賃保証会社の審査」の為、
口座残高を増やす様にとのアドバイスがあり、
母から100万円の振り込みがありました。
その時点では自分も母も贈与税の事を失念していました。

トータルで190万円を受け取り、35万円返済した状態です。
この場合の贈与税についてですが、
1・190万-110万の80万円分
2・190万-35万-110万の45万円分
どちらになるのでしょうか?
また、家賃保証会社の審査が終わり次第45万円を返済し、
贈与を110万円に抑えることは可能でしょうか?

よろしくお願い致します。



私の分かる範囲で記載させて頂きます
参考になれば幸いです

親子の扶養義務者から生活費に充てるために取得した財産で、通常必要と認められるものは非課税となっています。
詳しくはhttp://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4405.htmの2を参照ください。

したがって、ご質問のお母さまからの援助が貴方の生活費のためであれば贈与の対象とはなりません。
また、一時的に預金残を増やすためにお金を借りて、手続き完了後にそれをお母さんに返却するのであれば、その資金については贈与にならないと考えます。

尚、質問の理解が間違っていましたらご容赦ください。
では、参考までに


お母様から生活費の援助として受け取られた金銭は、それが日常生活に必要な資金で必要な時に必要な金額を支援されたものは、贈与税は非課税とされています。
従って、1月の35万円(70万円-35万円)と、10月の20万円が必要に応じた生活費の援助であればともに贈与税はかからないものとなります。

また、「家賃保証会社の審査」のために一時的にお母様から借りた100万円に関しては、その後に返済されるものであれば、これも贈与とはなりません。万一、100万円のうち45万円だけ返して残りを免除された場合には、その免除された金額だけが贈与となりますが、他に贈与されるものがなければ贈与税の基礎控除額(110万円)以下となりますので、贈与税の心配はないと思われます。

以上、宜しくお願いします。

本投稿は、2016年11月10日 18時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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