株式の贈与について
親が子供(私)名義で作った証券口座で投資信託を買い、運用益として500→600万に増えました。
この投資信託を今年売却して、私の口座に入金するという話になったのですが、その場合私の銀行口座に入金されたタイミングで贈与税が発生するのでしょうか?
また、発生する贈与税としては、
(600-110)*20%-30万=68万の認識で正しいでしょうか?
私としては、せっかく運用で増えた資金が税金で目減りしてしまうようなら、親の資産として有意義に使ってほしいと思っています。
その際は親の口座に入金することになると思うのですが、私名義の口座で運用したお金ということで、これもまた贈与税のようなものが掛かってしまうのでしょうか?
節税についてアドバイスいただけますと幸いです。
税理士の回答
私の銀行口座に入金されたタイミングで贈与税が発生するのでしょうか。
⇒そのとおりです。
贈与契約書がない場合には、贈与が実行されたタイミングになります。
(600-110)*20%-30万=68万の認識で正しいでしょうか?
⇒ 受贈者の年齢が18歳以上であれば、ご認識のとおりです。
これもまた贈与税のようなものが掛かってしまうのでしょうか?
⇒ 一旦、贈与を受けたものをまた親のものにということになれば、その時点で贈与税の課税対象になります。
節税についてアドバイスいただけますと幸いです。
⇒親から子に対する贈与の節税に関しては、次の特例が設けられていますので、利用できる場合には節税になるでしょう。
①住宅取得資金贈与の非課税の特例
②教育資金贈与の非課税の特例
③結婚子育て資金の非課税の特例
詳しくは、国税庁HPタックスアンサーNO.4508,4510,4511をご覧ください。
ご回答ありがとうございました!
お役に立てたとすれば幸いです。
本投稿は、2022年06月12日 09時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。