「相続開始から5年超経過後」の不動産売却益の申告について
はじめまして。
相続した不動産の売却益等の税申告義務に関してご質問します。
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2014年9月 ・・・ 父が亡くなりました。
同年末頃 ・・・ 法定相続人は兄弟3名で、内1名は諸事情にて相続放棄する旨の遺産分割協議書を弁護士に依頼し作成しております。
・相続資産は不動産2件(商用建物・土地と住宅建物・土地)と、預貯金が1000万程
・預貯金は残る2名で法定相続分にて分割しました。
相続税については、当時の相続税率の控除額に収まるため必要ないと認識しており申告は行っておりませんでした。
不動産は、遠方なため空き家のまま維持しておりましたが、2021年3月中に2件とも売却が決まりました。
・2件合計で売却価格は約7200万です
法定相続人と折半で
・固定資産税と維持費に現在まで約180万支払っています
・売却条件の解体と、仲介費用に800万程かかります
・弁護士費用も200万程支払います
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納税義務があるものに関してはきちんと申告いたしますが、税改正などもあり理解いたしかねております・・・。
このような場合は、何についての申告が必要になるのでしょうか?
素人質問で大変申し訳ございませんが、ご教示お願い申し上げます。
税理士の回答
当該不動産の取得額はお父様が購入した時の価額です。
仲介手数料、解体費用等を考慮して売却額のほうが取得額よりも高ければ売却益について譲渡所得税がかかります。
当該不動産をあなたが相続したのであれば、来年の確定申告時に申告納税することになります。
本投稿は、2021年01月05日 19時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。