個人の傷害保険金に対する税務調査やお尋ねについて
幼少期に事故に遭い、損保JPから保険金1000万円程が降り、母に大人になるまで預かってもらっていました。
それを社会人になるタイミングで月に200万づつくらいで振り込んでもらっています。
以前こちらで質問させていただいた時に大きなお金の移動があるが税は掛かるのか、何かお咎めがあったりしないかと質問させていただいて、これは貴方のお金だから大丈夫だとご回答いただきましたが母が一度受け取り、私に再度送金をしているので問題はないけどお尋ねが来るとお伺いし、いつ来るのだろうか、突然来るのだろうか、お金の使い道など聞かれるのだろうか、何を聞かれるのだろうか、責め立てられたりしないだろうかととても心配です。
まず、こちらのお金について税が掛かったり、受け取ること自体に問題はないと認識しましたが、
①税務署からどのようにお尋ねや税務調査がくるのか
②その時どんなことを言われたり聞かれたりするのか
③寧ろいつ来るのか怯えるくらいなら先に税務署などに電話して悪いことしてませんよ、非課税の保険金を受け取っているだけですよと伝えた方がいいのか
④私自身現在同棲をしており、相手は保険金のことや事故のことは知らないので突然訪問されたり問題になってややこしくなるのは避けたいのですが、それを避ける為に今とれるベストな行動はなんでしょうか。
この4点を教えていただきたいです。
有識者の方のご回答をお待ちしております。
税理士の回答

ご相談について当初の保険契約内容が不明ですが、一般的に傷害保険等に係る受け取った入院保険金や手術保険金、通院保険金等は通常非課税の扱いですので問題ないものと考えます。またご家族が預かっていた金銭を貴方が受け取っているものでであれば贈与の問題もありません。
「①税務署からどのようにお尋ねや税務調査がくるのか」については保険会社等から税務署に対して法定調書として保険金支払状況等の資料情報が報告されることになりますので、税務署ではその様な資料情報を名寄せ集約して、確定申告で照合して計上されていない、もしく申告がない場合にはお尋ね文書で確認していくことになるものと考えます。ある程度の規模の商事業者でない限り、いきなり調査ということはないものと思います。「②その時どんなことを言われたり聞かれたりするのか」については受け取った金銭の金額及び内容や経緯やその根拠(証書ほか書類等)について確認すると思われます。「③寧ろいつ来るのか怯えるくらいなら先に税務署などに電話して悪いことしてませんよ、非課税の保険金を受け取っているだけですよと伝えた方がいいのか」については殊更に反証する必要はありません。「④私自身現在同棲をしており、相手は保険金のことや事故のことは知らないので突然訪問されたり問題になってややこしくなるのは避けたいのですが、それを避ける為に今とれるベストな行動はなんでしょうか。」についてはこれまでの金銭受領に係る証明となるエビデンス資料を保管して税務上の問題がないことを明示できるように準備しておくことをお勧めします。ご不安のところもあるかもしれませんが、税務上の問題はありませんので、誠実に対応頂ければと考えます。
本投稿は、2023年03月21日 02時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。