車の購入で税務調査されるか
コロナ化もあり移動等を車に変更するため中古車を購入しました。その後利用用途の拡大などもあり2年のうちに2度ほど乗り換えをしてしまいました。一般から見たら高頻度の乗り換えということもあり、やはり税務調査の対象となるような目立つ行動となってしまうのか不安です。
やはりあまり頻度の高い買い替えなどは差し控えた方がよいでしょうか?
事業収入は800万円程度、車は200万円〜400万円までのものをローンで購入しています。
税理士の回答
車や自宅などの外観調査により、税務調査の選定理由になる可能性があります。
収入や所得に対して、短期間での乗り換えが著しくつり合っていなければ税務署に不正を疑われます。

頻度の高い車の買い替えだけでは、税務調査の対象にはなりません。
税務調査の対象になると考えられるのは、
1車の購入費用は何か
事業で売上を計上しなかったり費用を過大に計上したりしていないか、あるいは贈与をうけていないかなど、事業所得や贈与税で問題がないかが疑われます。
2事業上必要なのか
車の所有には、駐車料金、ガソリン代、通行料のほかに、減価償却費が計上されます。中古車なので、1年当たりの減価償却費も多くなり、場合によっては買い替え時に売却損を計上することもあります。
車両維持費関係費用が損益計算書で目立つようだと、買い替えを個人的趣味でにしたのではないか疑われることになります。
ご質問のケースでは車をローンで購入していますので、貸借対照表に車両運搬具とともにローン残高も借入金に記載することになります。「減価償却費の計算」の「摘要欄」にローン購入であることを記載するのも良いと思います。
本投稿は、2021年10月26日 18時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。